梶ヶ森、御影堂に登ってお参りしました〔3273〕2012/04/01
2012年4月1日(日)晴れ!
今日から4月。おだやかな日曜日。家の近くの堀川沿いは、今日がお花見ピークでしょう。満開の桜の下、たくさんの家族連れや団体さんが楽しそうに食べたり飲んだり。日本人の風景です。
で、今日は、部活が休みやったJr.2号と一緒に梶ヶ森をたつくりに行ってきました。雪がないなった霊峰梶ヶ森。このところハマってしまいまして、昨年末の12月23日、今年1月の9日、そして雪深い2月19日と、梶ヶ森登山をしちょります。今迄は雪の梶ヶ森で、今回は初めての雪のない梶ヶ森でした。
八畝(ようね)からちょっと上がった所に車を停め、車道を、龍王の滝の駐車場の所まで軽くランニング。そして、いつものように龍王の滝から定福寺奥の院へ登ります。そっから、Jr.2号に見せちょきたかったので真名井の滝ルートへ曲がり、急な急な急な坂や特設鉄梯子階段を登っていきます。そして、メインルートを逸れて、前回、前々回にも行った、「御影堂」が見える崖の方へ行ってみました。
こないだはあまりにも雪深く、御影堂の下の谷方面へ下っていくがはやめました。やめちょいて正解。今日、雪の無い急坂を下りましたが、雪があったらなかなか登って帰るがは難しかった坂。一回、こうやって雪の無い状態で学習しちょかんと、こわいですな、まこと。
さて、で、念願の御影堂に近づきました。最初は明治14年に地元の皆さんが建てたらしいですが、鳥取の投入堂と同じく、崖の上の岩の隙間にへばりつくように建てられた奇跡の建物。どうやって近づくのか、想像もできんような場所。が、とにかく念願ですきに、行ってみることにしました、ひまわり太郎。
2月19日のにっこりで、雪の御影堂をご紹介しちょります。あの建物の下はまっすぐ数10mの崖。断崖絶壁。横の岩肌にかきついて登ると、岩と岩の小さい隙間に梯子が置かれ、身体を隙間にねじ込んで梯子を上ると、着きました。写真がその場所。
しかし、その足下の板はきしむし、横を見ると岩に強引に材木を挟みこんじゅうだけのつくりが丸わかりで、こりゃあ怖い。
地元の、結構無茶するおんちゃんに聞いたことがあります。地元の青年団で、肝試しに、あの手すりの所で飲み会をやったことがあるそうです。建物がもつかどうかも疑問ですし、眼下は崖ですし、帰り、酔うたまんまで下りるにはあまりにも危険な岩肌ですし。無茶したらいけませんな、まっこと。
そんな訳で、行ってみたかった御影堂に行けて満足の梶ヶ森。こっから頂上まで一気に登って湯を沸かしてカップうどん。Jr.2号、頂上で食べるあったかい食事に感動しちょりました。
下りは車道を2人でランニング。途中、レーベンというログハウスのカフェがあります。冬の間は閉まっちょりましたが、今日は開いちょりました。以前、弊社へ生乳を卸す酪農さんやった方が経営しよります。
今は和牛の農家さんですが、1頭だけジャージー牛を飼い、牛乳を飲んだりチーズを作ったり。チーズを出してくれましたが、絶品でした。
その方の話では、この後、4月20日くらいになると300本程の山桜が咲いてそれはそれはキレイになるそうです。そして、5月中旬にシャクナゲ。しかし一番美しいのは、その後、5月末くらいの馬酔木の新芽やそうです。個体によって色がそれぞれ違うので、山中、錦のように彩られ、それはそれは美しいとか。
う〜ん、しばらくは梶ヶ森にハマりつづけて見ろうかと思いよります。