久万川の痕跡〔3078〕2011/09/19
2011年9月19日(月)晴れのち雨
よう降ります。午後は結構ガイに降りよります。昨日、ラララ本祭で したが、奇跡のように、お祭りの時間中に雨が降ることはありませんでした。準備中の午前中とか、終了して後片付けをしゆう時間とかには、かなりキツい雨が 降りましたが、日頃の行いが良いのか思いが通じたのか、お天気にも恵まれた素晴らしい音楽祭でございました。めでたしめでたし。
さて、今日は、昼 過ぎから雨。迷走した台風が、南海上を北上し始めました。ラララが終わるがを待っちょったかのように。ここは、雨降る愛宕4丁目。久万川が高知市北部を流 れ、愛宕町は、その南側に1丁目から3丁目まであります。久万川の北側は、愛宕山南町とか秦南町とか。ところが、久万川の北側にも、愛宕町があるがです。 愛宕町4丁目。
この水路の左側から久万川までが愛宕町4丁目。この水路の右側は西秦泉寺。何故、愛宕町の飛び地が、久万川の北側になるのか。その謎を解く鍵が、この水路なのでありました。
久 万川は、以前、ここが本流。一ツ橋の西側から北東に流れ、大きく弧を描きながら現在の愛宕大橋の東で今の流れになります。それが昔の久万川の流れ。そんな に古い話ではありません。今、愛宕小橋という小さな橋があり、バス停もありますが、その橋は、以前は、久万川に架かる橋で、愛宕から秦泉寺や愛宕山に行く 為に渡る橋やった訳です。
昭和のいつ頃でしょうか、その久万川の流れをまっすぐにする河川改修工事が行われ、現在のまっすぐな久万川になりました。旧河道は、この水路としてその痕跡を残しちゅうがです。
久万川は、浦戸湾につながる川。津波は、久万川を遡ってくるとされちょります。この、旧久万川の界隈も、津波に襲われるかもしれん地域。高知市北部、海から遠い、という感覚でおったらいかんがです。この旧河道は、浦戸湾からそんなに距離があるわけではありません。