稲刈りの季節、おいしいご飯〔3019〕2011/07/22
2011年7月22日(金)小雨
昨夜から小雨がパラつく高知県中央部。ちょっとだけ涼しい風が吹きよります。ここは通勤途中の高須。小雨に打たれながらの自転車は、今の季節、なかなか心地良うございます。
通勤は、高知市から南国市にかけての田んぼの中の道を走ります。もう、稲刈りが済んだ田んぼが目立つようになってきました。そう。高知は、もう、稲刈りの季節を迎えちゅうがです。
写 真は、高須の、元々湿地帯に湿田があったような場所を圃場整備した農地。高知にしては珍しい、まとまった田んぼが広がっちゅう地帯。五台山の北側ですね。 向こうに、介良富士が見えよります。この界隈、写真のように、稲刈りが済んだ田んぼと済んでない田んぼが混在しちょります。
稲刈りの済んだ田んぼは、炊きたてのご飯の香りがします。今朝みたいに雨が降ると、匂いませんが、晴れたら匂います。
今、 稲刈りしゆう稲は、超早場米の「南国育ち」でしょうか。「ナツヒカリ」でしょうか。たぶんどっちか。とにかく一日でも早うに出荷することに、その価値を持 つお米。やっぱし、お米は「新米」がおいしい訳で、これは、絶対的真理。気温や日照量から言うて、高知は、「新米」として評価され、高く売れるお米を一日 でも早う出荷することに命を掛けちょります。
ちょっと前まで、「とさピカ」とかいう品種もつくられよりましたが、アッと言う間に「南国育ち」が主流になってしまいました。作りやすいがが魅力にかありません。
こ ないだ、お米生産に詳しい方と一緒に、お米の食べ比べをやりました。その方曰く、高知のお米も、食味で、全国的に勝負できるものが作れる、とのこと。全国 よりちょっと早めに、しかもこじゃんと美味しいお米ができたら、かなり勝負ができるがやないろうかと。高知の米は食味ぢゃあのうて早さで勝負、と思うちゅ う皆さん、高知の米は、食味でも勝負できるにかありません。
そうそう、その方にご教示頂いたがですが、ご飯は、日本製のIH電子ジャーで炊くと、 かなり美味しく炊けるとのこと。日本のお米を炊くがに最適化されちょって、必要な瞬間の火力も十分やそうですね、日本製IHジャーは。そして、炊きたてを 食べるがが美味しい訳ですが、残ったご飯は、ジャーで保温するがはイカンそうです。他の容器に移し、冷蔵庫に保管して、レンジでチンして食べる。しゅっと 食べきれんようやったら、冷凍しちょいて、食べる時に解凍する。その方が、ジャーで保温するより遥かに美味しいご飯が食べれるそうです。なるほど。