野市、父養寺のあじさいと小水力発電〔2964〕2011/05/28
2011年6月3日(金) 雨
高知へモンてきました。梅雨入りした高知は、今日も朝から雨。ベルギーとの気候の違いが身体にこたいます。台風も来ゆうみたいですね。
日本に着いたら高知はもとより関東甲信越まで梅雨入りしちょりました。早いもんです。
ここは、香南市野市、父養寺のあじさい街道。最近ビッシリご紹介しゆう、野中兼山さんが藩政期初期に開削した用水路沿いに広がるあじさい街道。高知では、春野や四万十市安並とかのあじさいが有名ですが、その厚み、規模からいうて、ここが一番やと思います。
今朝は、まだ、一部の花が咲き始めちゅうくらいの段階。咲き始めた花が梅雨にぬれて美しゅうございます。
このもうちょっと南に、三叉があります。400年近く前に築かれたインフラが今でも現役で活躍しゆう、という三叉。そしてそこで、小水力発電をやる計画が持ち上がっちゅうにかありません。
ただ、今の法律やと、小水力発電は、そこで起こされた電気は同一敷地内でないと使えるとか使えんとか、色々と規制の問題もあるようです。まあ、これは、こんなご時世ですきにもっと汎用性の高い法律には改められていくでしょうけんど。
ブリュッセルの街も、その郊外も、ホントに美しかったですが、こうやって眺める日本、高知、野市もホントに美しゅうございます。この美しい風景を見るにつけ、我々人類のなすべき事について考えさせられます。
煌煌と点いた照明のように、有ったら便利ぢゃけんど無かったちかまんモンは、無くしていくこと。自然といっしょに共棲していくこと。