早朝のブリュッセル、グラン・プラス〔2960〕2011/05/24
2011年5月24日(火)ブリュッセルは晴れ!
昨日の結末を申し上げましょう。出てきました、荷物。昨日のお昼、コペンハーゲンがら届きまして、夕方の祝賀晩餐会に間に合いました。タキシードは、20代の頃に着いて以来のことで、いよいよ似合いません。日本人がタキシードを着ると芸人みたいになってしまいますな。
てな訳で、無事、あの凱旋門横のオートワールドで晩餐会を済ませまして、今日は本番の表彰式。朝からタキシードというががづつないです。
今 朝は現地時間の5時半ばあからブリュッセルをたつくりまわってきました。日中は観光客さんが溢れ、路上にはみ出した飲食店がひしめくブリュッセル市内も、 早朝はこじゃんと静か。中心部から南駅方面に、市街地を突っ切ります。のみの市で有名な広場も、朝6時頃は準備中。最高裁判所の重厚な建横の坂を上り(ブ リュッセル中心部は、東の王宮や国会議事堂、最高裁判所などが丘の上にあり、繁華街は西側の丘の下に広がっちゅうイメージです。坂の街。)、王宮方面へ。 その道路の真ん中には路面電車の線路があり、時折、電車がビックリするくらい高速で走り抜けていきます。王宮前、ロワイヤル広場から中央駅、そして繁華街 のど真ん中へとたつくりました。ここがそのど真ん中。ブリュッセル観光は、この広場から始まる、というてかまんくらいのど真ん中。「グラン・プラス」とい う広場でございます。英語に直したらたぶんグランドプレイス。夜明け直後のグラン・プラスはご覧の通り。隅に積まれたゴミを収集するトラックが走り抜けて いきます。ここは、平日でも、日中になると大勢の観光客でひしめく広場。
左手の大きな建物が市庁舎。塔の左側が1402年、右側が1445年、中 央の塔が1455年に建てられたものやそうです。1402年と言えば、日本では応永年間。足利義満さんの時代。ですきに、あの市庁舎は、金閣寺と同時期の ものと考えたら理解でしますですろうか。右手の向こう側は「王の家」と呼ばれる市立博物館。これも古いですな。
しかしブリュッセル、街中をたつくると、ゴシック様式と申すがか何か知らんですが、ゴージャスな古い建物だらけ。美術館も、これでもかと言うばああります。観光客も多いはず。
あの市庁舎の左側の道を南下すると、これも有名な小便小僧の像があります。その南は、早朝通ると、昨夜の続きの若者の歓声が聞こえてきます。たむろして、朝が来るがを惜しみゆう若者が散見。観光客にはちょっと危なげな、早朝の小便小僧ゾーン。
ブリュッセルは、歴史の街、という側面だけではなく、EU本部があることでもわかる通り、ヨーロッパ政治経済の要であり、世界の先端をいく街でもあるところがすごいがです。ブリュッセル2度目の朝。非常に好ましい街です。気に入りました。