南の空に夏の星座が〔2911〕2011/04/05
2011年4月5日(火)快晴
高知は、ちょっと風が強いですが、桜満開の春を迎えております。会社前の田んぼも田植えが終わりました。しかし、被災地は、まだまだ寒いみたいです。足りないのは食料品だとか。福島県庁と飯館村に問い合わせてみましたが、水はあるみたいですね。長期戦になります。支援の方も、長期戦を覚悟しましょう。
今は震災後の混乱で、色んなことを考えゆう暇も無いかも知れませんが、やはり心の傷がすさまじいと思います。どうやって心の傷を癒していくのか。我々にできることは何なんでしょうか。
ひとつ言えるのは、時間の経過が心の傷を癒していく重要な要素のひとつであるということ。阪神のときもそうでした。
写真は、夜明け前の南の空。稲荷町の堤防の上から真南を撮影してみました。左下に見える灯りは高知中央卸売市場のある弘化台。中央ちょっと右手に見える赤い星は、さそり座のアンタレス。中央ちょっと左手には南斗六星も見えます。そう。もう、真夏の星座が輝きゆうがです。東の上空を見上げると、ベガ、デネブ、アルタイルの、夏の大三角形が輝きよります。夏はそこまでやって来ちゅうがですね。この星たちが、この場所に、夕食の頃に見えるようになると、季節は夏。
無責任なことは言われませんが、頑張りつづけておりますと、時間は経過し、過ぎ去っていくのも事実です。
大自然は、美しい姿を見せてくれたり激しく恐ろしい姿を見せつけたりします。その中で、時間だけは確実に、正確に、経過していきます。夏はそこに見え、次ぎの秋も冬も、そのすぐ向こうで待ちかまえています。夜明け前の空を見るとそれがわかります。
長期戦、我々も覚悟して、頑張りましょう。時間は経過していきます。