奉納相撲の話〔2679〕2010/08/16
2010年8月16日(月)しかしまあ暑いですよね
嬉しいことに暑い毎日が続きます。とは言え、時折ツクツクボウシの鳴き声も聞こえるようになりましたし、よさこいも終わり、これから季節は「残暑厳しき折
」に向こうていくのでありました。
昨日のにっこりで、本山町上関阿弥陀堂の奉納相撲をご紹介しました。キチンと保存会がございまして、継承されていきゆう訳ではありますが、年々集まる寄付金が減って運営が難しゅうなりゆうそうです。こりゃあ何とかせんといけません。我々がもっとPRして、県内あちこちから観に行ったり相撲に参加したりするようにしたいもんです。
そう言えば、昨日一緒に観に行っちょった方がおっしゃりよりました。南国市稲生に河泊神社という古いお宮さんがあります。昨年8月19日のにっこりでご紹介しちょります。で、あの神社の奉納相撲は格式が高く、各地のお宮さんの奉納相撲で勝ち上がった力士しか参加できんかったそうです。いわゆる決勝大会でしょうか。面白いですよね。力入りますよね。
昨夜の上関阿弥陀堂では、昔力士として鳴らした長老が審判とかになってデンと構え、観客席からも壮年の名力士が声援を送ります。こうやって、地域の伝統は受け継がれ、また地域社会が健全になっていくがやとしみじみ思いました。ですきに。
やっっぱし、昔の伝統に則った奉納相撲を復活させる運動をおこしていきたい訳です。今やったらまだ、昔のことを覚えちゅう長老がいらっしゃる地区も多いはずですきに。
ここは今朝の上岡八幡宮。左手の鉄棒の手前が土俵ですが、いまは草に蔽われ、ただの盛り上がりにしか見えません。もう、この神社では奉納相撲は行われんなっちゅうがでしょう。この写真を見ながら、ここで大勢のまわしを締めた力士が集い、地域挙げて盛り上がりよった光景を思わず妄想してしまいました。