マツダZoomZoomスタジアムの考え方〔2673〕2010/08/10
2010年8月10日(火)広島は晴れちょるけえのう
昨夜は花火で今日明日がよさこい。高知の街が、一年で一番賑やかになる2日間が始まりました。が、ひまわり太郎は今朝の汽車に乗って広島へ来ちょります。もちろんお仕事。まあ、あのよさこいの音を聞くと、参加しとうなってマイマイしますきに、いっそこうやって県外で来ちゅう方が精神衛生上よろしかったりします。
昔、ひまわり太郎は、色んなチームの地方車に乗ってバンドマンをやりよりました。楽しかったですよね。何でもありのよさこいを堪能しよりました。音楽も、縦乗りをやってみたり横乗りをやってみたりキレイにアレンジしてみたり一発コードで延々とアドリブを吹いてみたり。う~ん、今想い出してもぞんぞんします。
で、よさこい本番前夜の花火大会は、地方車の仕込みとかでゆっくり観たことなかったです。家のベランダから花火が見えるもんですきに、昨夜はゆっくりと家で花火を楽しみました。まあ、これもエイですな。
写真は、新幹線が広島駅へ着く直前に撮影したマツダZOOMZOOMスタジアム。広島カープの本拠地として完成した、メジャーリーグのボールパークをイメージした球場。前の市民球場もなかなか良い雰囲気で、壊してしまうがは惜しいですけんど、今度のこの球場は考え方が素敵です。
だいたいからして、人工芝の球場は、パッと見た目キレイかも知れませんが、実際に行ってみると味気ないことこの上なし。ただのビニールカーペットですきんねえ。たぶん、選手も、天然芝の上で野球した方がずっとずっと気持ち良いはず。そして、あのドームの中の何とも言えない閉塞感と圧迫感。プロ野球は、試合だけぢゃあ無うてその雰囲気を楽しむがも大事。ですきに、この球場のコンセプトを考えた広島の皆さんはホントにエライ!
今年、松田オーナーが高知へ来られて、色々と話しをさせて頂いた訳ですが、野球と球場をこよなく愛し、お客さんにどうやって楽しんで頂くかの工夫、アイディアをギッチリビッシリ考えられゆう姿勢は見事でした。その一つの結実が、このボールパークながでしょう。ファミリーで楽しめたりバーベキューができたり、臨場感抜群の砂かぶり席があったり。商売、広告のひとつ、という考え方ではない、こういった考え方、つまり「愛」が、最終的には支持を集め、みんなあをハッピーにしていくがやないろうかと、広島の青い空の下で考えました。