羽田空港の悲劇〔2645〕2010/07/13
2010年7月13日(火)曇ってるよ
てな訳で今朝は東京。昨日、業界の寄り合いでやって来ちょりました。一便に乗って高知へイヌるべく、羽田空港へ来ちょります。
羽田でANAを利用する高知の皆さん全員が、いや、遠い地方空港へ向かう皆さん全員が感じちゅうに違いないことを、今日は書きましょう。
遠い。
空港ビルが拡張されたがはいつやったですかね。高知行きの飛行機へ乗るがに、バスに乗って飛行機まで連れて行かれることの多かった我々は、新しいビルができるがを結構喜んじょりました。が、しかし。
完成してみると、手荷物検査場を入ってから搭乗口までが遠い遠い。大阪行きとかの飛行機はちっかい所に陣取り、新幹線とかの競合がない、つまり、飛行機を利用するしかない我々のような遠距離組の飛行機は端っこの端っこに追いやられちゅうがです。今朝の搭乗口は69番。搭乗口を見て68番とか69番やったら「バッサリイタ」と、高知県人なら思うはずです。
写真は、入場した手荷物検査場から400m近く歩いてきた場所。クールビズの館内ですきに、もうかなり汗だく。だれこけちょります。ですけんどまだ340m以上あるというこの壁面を見たら、歩く気力が萎えてきませんか?まっこと。これは羽田へ到着したときも同じで、せっかく着いたのに、電車へ乗るのに1km近く歩かんといかんので、こたやかされますな。
今では、やっぱしバスで飛行機まで連れて行ってくれる方がずっとエイ、という結論になっちょります。バスやったらラッキーと思います。
ついでのまんじゅうで申しますと、高知県人で飛行機を利用される皆さんが思いゆうことに、羽田行きの飛行機の時刻の不条理さがあります。
以前よりちょっと遅うなったとは言え、朝の一便はANAが7:15でJALが7:25。そしてその次が、ANAの10:45とJALの11:15。何で同じような時刻にANAとJALが飛ばすのか。8時~10時くらいの、一番使いやすい時間帯の飛行機が無く、トウからの時間に2社が、お昼前に2社が、相前後して飛ぶ不条理。これは利用者のことをヒトッチャア考えちゃあせん証と言えましょう。
建物や機体が立派になっても、便利を考える心がなかったらなんちゃあちゃないということでしょうか。