基盤整備事業の竣工記念碑〔2428〕2009/12/08
2009年12月8日(火)快晴!
今日もちくと冷やいですが良いお天気。お日様がまぶしいです。
今朝の出勤時間がいつもよりちょっと遅かったので、久々に明るい高須をご紹介できます。高須の田んぼ道から、五台山方面を撮影してみました。
今日は12月8日。太平洋戦争が始まった日。大切な、覚えちょかんといかん日。それから、ジョン・レノンが凶弾に倒れた日でもあります。あの五台山のてっぺん、展望台にできた「眺めのいいカフェパ・ノ・ラ・マ」で、今晩、ジョン・レノンを偲ぶ「ビートルズの優しい夜」というがが開催されるそうです。ビートルズ倶楽部バンドの演奏とかでじっくり楽しむ夕べ。眺望絶佳で、素敵な催しになりそうです。
さて、この記念碑はここの田んぼの基盤整備事業の竣工記念碑。広大な、作業しやすそうな良い田んぼが広がっちょります。この記念碑によりますと、食糧増産が叫ばれた戦前戦後の時期には、水路、池沼が張り巡らされた水田地帯になっちょったようです。湿地帯ですきに、主たる移動運搬手段は「十石舟」と呼ばれた舟やったそうですね。昭和40年頃からの農業近代化に伴い、水路と舟を使用しての農業は非効率ということで、区画整理とか農道整備とか水害対策とかが実施されてきて、現在の姿になったのであります。十石舟が往き来する光景は、どんな感じやったがでしょうか。
ところでこの界隈、古くは湿地帯かなにかで、恒常的なヒトの住む農村ではなかったことが想像されます。何故かというと、介良とか南国とかの古くからの農村のあちらこちらに見られる、祠とか小さいお宮さんとかが見当たらんきです。絶海池と五台山の間は古いお宮さんもあって、古い町ということはわかります。明治以降に新しゅうに開拓された農地には、古い祠とかお宮さんが殆ど無いので、それとわかるのであります。