室戸貫歩の若者たち〔2425〕2009/12/05
2009年12月5日(土)晴れ!
今日、南国バイパスを、たくさんの若者が歩きゆうがにでくわした方も多いんぢゃあないでしょうか。毎年この季節になると行われる、高知大学の室戸貫歩というイベントですな。朝倉の高知大学から室戸の中岡慎太郎像前までの約100km、思い思いの出で立ちで歩き通して、体力と精神力を鍛えよう、というものらしいです。今年で49回目。元々は、高知大学空手道部が部内の行事として始めたものらしいですが、今では400名以上が参加する晩秋の風物詩。エイですねえ、若いということは。
ここは物部川に架かる新物部川橋の西詰。向こうにいつもの上岡八幡宮の山が見えよります。
100kmという長距離を歩き通すと、たぶんいろんな発見があると想います。車で走りよったら全然気付かん道端の風景。季節を感じさせてくれる香りや、朝、昼、晩、それぞれ独特の匂いなどなど。歩き慣れてないヒトは、当然足が痛うなったり歩けんなったりすることもあるでしょう。そんな体験をしながら、色んなことを感じ考え、自分の血や肉としていく体験は、若者ならではですね。見よって羨ましゅうなりました。
ひまわり太郎、たつくりまわったり走ったりするがは大好き。が、今はメッソ時間が取れんので、数日かけてじっくりまったり歩いたりすることもできません。そのうちにやってみたいことの一番が、それですね。
昔、東京に住みゆう学生時代、夏休みを利用して自転車(新聞配達用の大きい頑丈な自転車でした)で一人で高知へモンて来たことがあります。東京から山梨、長野から飛騨高山へ抜け、富山から北陸を抜けて今日と大阪へ。徳島へ船で渡って室戸周りでイヌリました。ほとんど野宿ですけんど、ホントに面白かったです。体力を使いながら、未知の体験をするというがが、こぢゃんとツボなのであります。