羽田、穴守稲荷さんの朝〔2403〕2009/11/13
2009年11月13日(金)東京は曇ってるからさあ
てな訳で今朝は東京。業界の寄り合いで、東京に来ちょります。農水省の役人さんも来ちょりまして、例の、政府の仕分け作業の話で話題沸騰。色々切実な問題もありますし、やっぱしアレは無駄やろうね、てなものも炙り出されよります。世の中が動き始めた感もありますな。
さて、昨日の朝は関空を眺めましたが、今朝は羽田空港を眺めてきました。穴守稲荷から天空橋界隈をたつくりまして、夜明け前の美しく輝く羽田空港を見ると、それはそれは美しゅうございます。
ここは穴守稲荷さん。以前にも書きましたが、戦後しゅっと、羽田空港が拡張整備される際に、現在の羽田空港敷地内からこの場所に遷座されました。早朝、まだ暗い境内は、こぢゃんと静かでした。
明治大正の頃は、穴守稲荷さんの門前はかなり賑やかやったみたいです。文化文政の頃、現羽田空港内の鈴木新田を開墾しょうとしました。が、波荒く、堤防にしゅっと穴が開いて海水が入ってきて、こぢゃんと難航したそうです。で、堤の上にお稲荷さんをお祀りしたところ、堤もキレイにできて開墾も成功、新田は豊かな稔りをみせて、村民は大喜びしたそうですね。で、そのお稲荷さんを穴守稲荷さんとして大切に、ずうっとお祀りしてきた、という訳です。
この場所に遷座せられてからも、地元の尊崇篤いことはよくわかります。
左手の大きく立派な建物が拝殿。正面の鳥居、おびただしい数の鳥居をくぐり抜けると、奥之宮(お穴様)。実はまだ真っ暗い時間。シャッタースピードをこぢゃんと遅うしちゅうので、鳥居をくぐるひまわり太郎がうっすらと写っちゅう状態。その砂を持ち帰って、まくと、いろんな御利益があるという有り難いお話もあります。ですきに、持ち帰ってきました。