懐かしい塩見文庫〔2391〕2009/11/01
2009年11月1日(日)降りよります
朝から雨の日曜日。追手前小学校の区民運動会は先週の日曜やったので、1週間ずれて良かったです。
昨夜、その区民運動会の反省会と称する飲み会をやりよりました。追手前小学校が4年後には無くなってしまうのに伴い、この区民運動会もあと3回。寂しいですね。
以前、あの広末涼子ちゃんも、中学生の頃まで喜んで来よった区民運動会。
最後の時には、帯屋町の涼子ちゃんとか与力町の高知東生くんとかも呼んで、大騒ぎしたいねえ、と、盛り上がっちょりました。
ここは小津町。雨の中に建つこの建物、現在は高知県立塩見記念青少年プラザとなっちょります。音楽スタジオとかを完備した、文化施設ですな。
この建物、昔は、塩見文庫という私設の図書館でした。塩見俊二さんという高知選出の参議院議員さんが、私費で建てて運営しよった小さな図書館。静かに勉強できる雰囲気になっちょったので、高校生のひまわり太郎、しょっちゅう利用しよりました。受験勉強の頃。いやいや、ホントに懐かしいです。
この椅子に座った像は、その塩見俊二さん。平成になってからつくられた像ですきに、当時はありませんでした。が、建物の外見とか、1階、2階の辺りは当時と同じ。感慨深いものがあります。
このしゅっと北に、県立小津高校があります。正門をちょっと西へ行くと、以前にもご紹介した大きな立派な開成門が。藩政期末期、現在の東九反田公園の場所に土佐藩の殖産興業を期して建てられた開成館の門。そこは、その後、立志社、立志学舎になったりした後、海南学校になりました。主に軍人を育てる目的で設立された海南学校。時代の中で、旧制中学、海南中学校になったりして、戦後を迎え、現在の小津高校につながっちょります。ですきに、小津高校に移設されちゅう開成門。
今一度、東九反田公園の、元の場所に移して、自由民権運動とかの歴史を体感できるスポットにしたらどうか、てな話も出よります。