夜明け前の高知空港を見ながら考える〔2389〕2009/10/30
2009年10月30日(金)快晴!
そんな訳で今朝は高知にモンちょります。昨日の夕方、伊丹経由でモンてきました。何かのツアーでしょうか、ご高齢の夫婦連れのようなお客さんが多く、素敵やったですね。そう言えば、行きがけの伊丹仙台の飛行機には、修学旅行にでかける京都の女子中学生がどっしこ乗っちょりまして、離陸したり揺れたりするとギャー!と叫んで賑やかやったですね。いやいや、若いです。
さて、ここは今朝の南国市田村。夜明け前、東の空が明るうなってくる時間帯。東の空に金星が輝きます。
家を出る時間は、まだ真っ暗な夜空。南の空のオリオン座、冬の大三角形がビックリするくらいの迫力で美しゅうございます。そして、会社に近づくにつれて東の空が明るうなってくるがです。
田村の農道から南を撮影しました。高知空港の灯りがこぢゃんと美しいですな。まだ、飛行機が飛ぶまでには1時間以上ありますが、ライトがいっぱい点って美しい空港。
今度の出張の、飛行機の中で、空港で買うた、野中広務元代議士の対談を読みました。野中さんは、太平洋戦争末期、この四国の防衛部隊に配属され、赤岡あたりの陣地の構築をしよったそうです。で、こないだも書きました、海軍の白菊部隊の若者たちとも、親しい付き合いがあったそうです。高知を発って、鹿児島の特攻基地に向かう直前の特攻隊員が訪ねてきて、貴重なお酒やタバコなんぞを記念に置いていったそうですね。もう、自分たちには必要無くなるもの、ということで。
野中さんは、そんな経験などの中で、平和の大切さを実感し、戦後処理をすることが代議士を辞めてからの自分のライフワークであると語っちょられます。ちょっと見直してしまいました。奥さんや家族とのことを語る最終章では、おもわず涙してしまいました。
出張中の読書は、全然知らんことや勘違いしちゅうこと、思い込んじょって目を覚ますことなど、色々あってこぢゃんと大切です。