パワーセンターの裏はこんなになっちょります〔2386〕2009/10/27
2009年10月27日(火)快晴!
沖合を、昨日、台風が通り過ぎていきました。おかげで今日は快晴。いらんものをすべて台風が吹き飛ばしていってくれたような素晴らしいお天気。
ここは今朝の介良。こんな、感じの良い公園がここにあることはメッソ知られちゃあしません。左端に写っちゅう山は高間原山で、あの建物群はパワーセンター。そう。パワーセンターの裏手、南側に、こんな公園があるのであります。この川は介良川で、その向こうにこないだうちご紹介した「終点」があります。
緑の広がる広場の中を小川のせせらぎ。まあ、人工的ににつくったもので、あの「終点」から向こうは三面張りの水路ながですけんどね。
この、川を中心に土手に囲まれた景色を見よって、太古の昔を想像します。
ここは、大昔、物部川の河口やったにかあらんがです。高間原山と小富士山の間から、ここで古浦戸湾に流れ込みよった訳ですね。ですきに、この公園を見ると、そんな頃の風景が妄想できるがです。ひまわり太郎、妄想力には自信があります。
現在、南国市の東端、ひまわり乳業のある界隈を流れて太平洋に注ぎ込む物部川。有史以前の頃、その川は途中で右カーブを描き、吾岡山と船岡山の南を通って、ここで古浦戸湾へ流れ込みよったのであります。歴史時代になると、物部川は太平洋に直接流れ込むようになりますけんど、今の本流よりはずっと西が本流やったにかありません。
その頃、介良は浦戸湾に近く、鉢伏山の麓に農地ができて、荘園になったそうです。高知でもこぢゃんと古い部類の属す荘園。平安末期には源氏と関係が深かったようで、源頼朝さんの弟で義経さんの兄、源希義さんが雌伏したがも介良でした。
早朝の美しい公園で、昔に思いを馳せながらおいしい空気をこぢゃんと吸うてきました。
この公園、ご存じです?