そしてカニも居なくなった〔2379〕2009/10/20
2009年10月20日(火)晴れ!
ちょっと雲が出て暖かい朝になりました。晴れ緒ちょります。
今朝は、久々に潮江天満宮方面をたつくってきました。写真は、その境内社、大山祗神社の早朝風景。右手前に手水が、左奥にお社が建っちょります。
この手水には、春からこないだうちまで、カニが、たぶんアカテガニが、たくさん生息しちょりました。この水の中で脱皮を繰り返して成長したりりよります。が、もう、このように誰も居らんなりました。このまんま、春まではこんな感じで推移します。冬場には水が涸れたりもします。
この大山祗神社は、潮江天満宮本殿の裏手、南西の小山の上に鎮座しちょります。標高は数メートル。結構とんがった小山ですが、その上に、山の大きさに不釣り合いなくらい大きな岩が鎮座しちゅうがが不思議な小山。ですきに、その大きな岩は、神様が降りてくる岩、磐座(いわくら)として、祀られちょります。
この小山の西側には潮江用水が。潮江天満宮の中を通り抜けて、潮江や新田の田畑を潤す潮江用水。こないだ、お客様の声・広場に、その潮江用水を利用されゆうと思しき方からの書き込みを頂戴しました。ありがたいことです。この用水、筆山、川の瀬方面から流れて来よりますね。かなり豊かな水量で、絶えることなくさらさらと流れよります。水源はどこながでしょうか。今度、たくつってみんといけません。
夜明け前の静かな神社には、厳粛で厳かな空気が流れ、神秘的な雰囲気が漂います。ニッポン人に共通する、大自然を尊崇する感覚やないでしょうか。