物部川の大きな橋と堀川橋〔2343〕2009/09/14
2009年9月14日(月)晴れたり曇ったり
ちくと雲が出てきた月曜日。そろそろ秋雨前線とやらが現れ始める季節ながでしょうか。街や森では、ツクツクボウシが大合唱しよりまして、気温も目に見えて涼しゅうなってきました。
窓を開けて寝よったら寒うなって目が覚めます。夜中、規則的な甲高い音がずうっと流れるので、どこの誰が目覚まし時計を止め忘れちゅうがやろうか、と思いよりました。だいぶ経ってから気付いたがですが、それは鈴虫でした。もう、秋はしゅっとそこ。
ここは南国本社の物部川の対岸。向こうの大きな橋を渡り、ちょっと西進して最初の信号を左折、ちょっと行けばひまわり乳業本社。大きな橋の西の袂から堤防を南進すると工場の裏手に出ます。
この手前の小さな橋は「堀川橋」やそうです。大正14年架橋と書かれちょりますきに、古い橋ですな、こりゃ。この下を流れるのは野中兼山先生開鑿の堀川でしょうか。
向こうのあの大きな橋ができるまでは、この堀川橋からまっすぐ、物部川を渡る橋が架かっちょりました。この堀川橋の橋幅と同じくらいの橋やったと思います。
昭和40年にひまわり乳業南国工場ができちょります。当時、まだコンマかったひまわり太郎は、日曜日とかにビッシリこの工場へ連れられてきました。父親は仕事ですきに、物部川の堤防やら河原やらで遊ぶ訳です。この界隈は、今でもハグロトンボが群れ飛びよりますが、当時も水路脇とかにようけおりました。高知の街中ではメッソ見かけんトンボやったので、喜んで捕まえよったことを思い出します。