大津、舟入川沿いの大量の巻き貝〔2323〕2009/08/25
2009年8月25日(火)晴れ
いよいよ、朝晩は過ごしやすうなってきました。涼しい風が吹き抜けます。日中はまだまだ暑いですけんど、高知の夏は過ぎていきよります。
今朝は、電車通り沿いを出勤してみました。電車通りは、東工業高校のあたりまで、舟入川と平行して走ります。舟入川は、藩政期初期に執政野中兼山さんがつくった用水。山田の山田堰から香長平野を潤し流れて浦戸湾にそそぎ込みます。昔は、農業用水としても、そして物流の幹線としてもこぢゃんと重要な役割を果たしよった舟入川。その川沿いに、明治後期、新しい物流の幹線として敷設された土電の電車。物流ということを考えて、舟入川沿いルートにしたがでしょうか。
最初の計画段階では、介良を通り抜けるルートが案として出されちょったそうです。葛島橋を渡り、高須から介良へ抜けて大そねからごめんへ出るがやったがでしょうかね。もし、そのルートが電車通りやったとしたら、今とは全然違う街になっちょったでしょう。介良ルートがダメになったがは、優良農地をつぶすがはけしからん、という意見からやったとも聞いちょります。
さて、ここは大津。舟入川の堤防が右手で、左手が電車通り。この堤防の所に、数十メートルにわたって、ご覧のような巻き貝か大量に転がっちょります。ニナでしょうか。とにかく大量発生。ニナの生態は知らんですが、とにかく夥しい貝が何故か転がっちょります。それも、堤防と道路の間の部分に集中しちょります。どうしてでしょうか。ご存じの方がいらっしゃいましたらご教示ください。
早朝の電車通りは静かで、舟入川を吹き抜ける爽やかな風を受けながら、自転車を漕いでの出勤はこぢゃんと心地エイですな。