清流物部川の夜明け〔219〕2003/11/21
2003年11月21日(金)雨のち晴れ
おはようございました!
今日はひまわり乳業南国工場での夜明けです。朝方雨が残っちょりましたが、西の空には青空が顔を覗かせ、東の空はご覧の通りの見事な朝焼け。素晴らしいでしょ?
ご覧の写真は小雨が降る中、南国工場前の物部川の河原で撮影したものなんでございます。
香長平野に恵みをもたらす物部川は、上流域の人口がとても少ないので、見事に美しい姿で我々を楽しませてくれます。ここから少し上流へ行きますと、シーズン中は、大勢の鮎釣りの人達で賑わいます。その上流には、藩政期初期に野中兼山が築いて土佐の国に大きな恵みをもたらした「山田堰」跡があります。そこから、左手にジャージー種の牛をたくさん飼育する広大な「雪ヶ峰牧場」、右手に高知工科大学を見ながら遡りますと、杉田(すいた)ダムに到達します。
アンパンマンミュージアムのある香北町美良布(びらふ)、日御子(ひのみこ)地区は、平家の落人伝説を今に残す美しい所で、夏場は物部川にボートを浮かべて釣りを楽しむ方を見かけ、とても羨ましくなります。
そこから物部村の方まで遡りますと、轟の滝や荒(あれ)の滝など、豪快な滝とともに紅葉が本当にきれいな渓谷が姿を現します。
きっと今週末も、紅葉を楽しみに、多くのお客さんが訪れる事でしょうね。