土佐電気鉄道〔218〕2003/11/20
2003年11月20日(木)雨
甲「おまん、土電(とでん)のこぢゃんと偉いクはどんなクか知っちゅうかよ?」
乙「なんぜよ?」
甲「知らざったら教えちゃらあよ。ひっとつめはのう、路面電車では日本で2番目に長い路線を持っちゅうことよよ。」
乙「おまんこのにっこりひまわりの[86]で日本一長いゆうて書いちょったぢゃいか。ありゃあ嘘かよ?」
甲「記憶にございません。」
乙「しょーざっとしちゅうにゃあ、まっこと。」
甲「今残っちゅう路面電車で、一番古い歴史を持っちゅうがは土電。これは間違いのうに日本一。」
乙「たいちゃなもんぢゃ。」
甲「それから、めっそ知られちゃーせんけんど、土電は自分クで電車をよう作るがよ。けっこうどっしこ、土電が作った電車が走りゆうがぞね。」
乙「普通はメーカーから買うてくるにのう。知らざったちや。」
甲「外国から持って来た電車も何台か走りゆうろがよ。あれもいながらぢゃあ走らんがを土電の技術で改造して走れるようにしちゅうがよよ。」
乙「あしゃあ、赤い色したポルトガルから来た電車が好きぢゃねえ。」
甲「ありゃーおまん運転席が吹きさらしぢゃき、冷ようなってきたら走らんがぜよ。もう今じぶんは走りやあせんろう。」
乙「うちんくの孫に乗せちゃお思いよったに。めったメリヤスメリケン粉ぢゃあ!。」
A「あなたは土佐電鉄のとても優れているところがどんなところか知っていますか?」
B「何でしょう?」
A「知らなければ教えてあげましょう。一つ目は、路面電車では日本で2番目に長い路線を持っていることですね。」
B「あなた、このにっこりひまわり[86]で日本一長いと書いていたではありませんか。あれは嘘ですか?」
A「記憶にございません。」
B「しょーざっとしちゅうにゃあ、まっこと。」
A「今残っている路面電車で一番古い歴史を持っているのが土佐電鉄。これは正真正銘の日本一。」
B「すごいですね。」
A「それから、あまり知られていないですが、土佐電鉄は自社工場で電車の製作ができるのです。たくさんの自社製電車が走ってますよ。」
B「普通はメーカーから購入しますのにね。知らなかったです。」
A「外国で走っていた電車も何台か走っているでしょう?あれも、そのままでは走れないのを、土佐電鉄の工場で改造して走れるようにしたものですね。」
B「私は、赤い色をした、リスボン市電の電車が好きですね。」
A「あれは運転席が吹きさらしですので、寒い季節には走らせないんですよ。もう今の季節は走ってないでしょう。」
B「私の孫を乗せてあげようと思ってましたのに。困りましたね。」