飛行機の窓から戦争遺跡〔2164〕2009/03/19
2009年3月19日(木)高知は曇り、東へいくと晴れ
今、東京行きの飛行機の中で、このにっこりを書きよります。曇っちょって、ちくと雨も落ち始めちょった高知空港を飛び立って東へ向かうと、だんだんと雲が無いなってきて晴れてきました。東京もぬくうなりそうです。
さて、妙ちきりんな写真のご紹介になってしまいました。高知空港を飛び立つ飛行機の窓から前浜界隈を撮影した写真。ですけんど、ピントが窓に合うてしもうて、景色はボケボケ。
実は、今日は夜まで東京で予定がビッシリになっちょりまして、たぶんゆっくりとにっこりを書く暇が無いと予想されます。
ですきに、今、書いちょかんといかんがです。で、撮れた写真がこんながでも仕方ないのでありました。
妙ちきりんな写真と言えば、このにっこりを初めてメッソ経ってなかった頃、一度だけ写真画像を紹介しちょらんかったことがあります。デジカメをポケットに入れて雨の中を走りよりまして、ついにカメラに水が入ってしもうて機能不全。撮影した画像は、ピンク一色のベタ画像でした。カメラが乾くと幸いなことに復活したがですが、写真はもちろんピンクのまんま。そのピンク画像をご紹介したことがありましたね。今、思い出しました。
さてさて、この写真に写っちゅう界隈には、掩体壕が点在しちょります。戦争末期、高知空港は海軍の飛行場で、その飛行機を空襲や爆撃から守るために作られたコンクリート製の格納庫、掩体壕。で、そのうちのひとつのしゅっと横で、こないだ、ロケット弾が処理されました。地元の古老が、戦争の末期、ここにロケット弾が飛んできて、不発弾になったまま埋まっちゅうにかあらん、と言いよったがです。で、沖縄から不発弾処理の専門業者さんに来ていただいて、発掘しました。
出てきたのは爆発済みのロケット弾。ここへ飛んできた、という目撃情報は本当で、幸運なことに爆発もしちょった、という訳です。
この南国市の海岸に近い界隈は、太平洋戦争にまつわる遺跡、言い伝えがどっしこ。いっつも言いますけんど、子ども達に伝えていかんといかんものです。