高見山の頂上から鷲尾山方面を眺めて考える〔2153〕2009/03/08
2009年3月8日(日)晴れたり曇ったり
今朝は。早うから、南嶺をたつくりに行っちょりました。高知の街からしゅっとたつくって来れる南嶺、なかなかエイです。
鏡川河口から天神大橋まで遡上、筆山の車道を思い切り駆け上がり、山道に入って皿ヶ峰、通称高見山を一気に駆け上がります。ここはそのてっぺん。
南を眺めると、土佐塾中高のある山が見え、その向こうに鷲尾山、その右手にテレビ塔の建つ烏帽子山、その右に柏尾山と、南嶺の山々が一望できます。
この高見山、びっしりぎっちり山火事になって燃えるので、大きな木は一切生えちょりません。
今年の1月2日の夜にも焼けました。このにっこりひまわりでもその焼けゆう風景をご紹介しちょりますきにご覧下さい。翌日1月3日には、その焼け跡の高見山をたつくりまして、その風景もご紹介しちょりますね。
もうあれから2ヶ月以上経過して、焼け野原から、緑色した草が生え始めちょります。そんな訳で、この高見山の頂上からの景色は絶景。頂上付近に、視界を遮る樹木もなく、360度見渡せるがです。
あの向こうの鷲尾山は、山頂から南を向いた景色は抜群。浦戸湾から太平洋が見晴らせて、素晴らしいビューポイント。が、残念なのは、北側に高い樹木が生い茂って全然景色が見えんなっちゅうこと。右手の烏帽子山ときた日にゃあ、頂上界隈からの景色は全然ダメ。頂上周辺を取り囲む樹々で、殆ど景色を楽しむことはできません。これ、こぢゃんともったいないことやと思います。
こないだ、2月14日のにっこりでは、中村の香山寺の山からの景色をご紹介しましたが、あの写真を撮ったがは頂上からちょっと下った道路。頂上に、3重の塔の形をした立派な立派な展望台がこさえられちょりますが、その周囲の木々が大きゅうなりすぎて、全然景色が見晴らせんなっちょったき、仕方なく、道路の途中から撮影した訳です。もったいないもったいない。
かように。
高知の、見晴らしが良さそうな山々は、ほとんどの場合、その頂上周辺に高木が生い茂って眺望が悪うなっちゅうがです。これ、ホントにメッソお金かからんと思いますきに、整備したらどうでしょうかね。お金を掛けた公園を整備するより、ずっとずっとずっとずっと安上がりに素晴らしい眺望の名所がいっぱい作れると思うがですけんど。これ、山をたつくりゆうみんなあの実感やと思います。