鏡川へ流れ込む小川と水門〔2148〕2009/03/03
2009年3月3日(火)小雨のち曇り
今日は朝から小雨模様の高知市内。よう降りますな、このところ。菜種梅雨というがでしょうか。
ここは天神大橋。昨日撮影するために立っちょった場所は、正面右手に見える水門のちょっと右の土手の上。あの水門が、小石木方面から流れてくる川の合流地点。で、昨日も書きました通り、明治26年の市街地図では、この天神橋の辺りで鏡川に流れ込んじょります。この堤防と駐車場の間を流れゆう感じですな。
左手には天神の大クスノキ。この大クスノキの前で、小川は鏡川に流れ込みよったがでしょうか。
こんな風景になったがはいつの頃からか、妙に記憶がございません。昭和50年の航空写真がありまして、それをじっくりと見てみますれば、当然水門もなく、自然の小川が鏡川に流れ込んじょります。この駐車場はどうやらもう駐車場になっちょって、その北側になだらかに流れ込んじゅうみたいに見えます。どうぢゃあちカマン話しですけんど。
ただ、あの小川は、現在は水門のちょっと向こうで三面張りの水路になっちょりまして、その向こうは道路の下の暗渠。昭和50年の頃は、少なくとも競輪場の横くらいまでは自然の川のように見えます。
あそこには、大きなヒキガエルとかが居って、つかまえに行った記憶があります。今は、季節になるとその小川沿いにはカニの大群がやってきて、迫力のある光景を見せてくれます。
ひまわり太郎が中学生の頃、台風で増水した鏡川は、この左手の土手を越えそうになりました。こわいこと、もうちっとで天神町は水没しよったですね。あの水門は、あの増水の後からで整備されたがでしょうか。