朝の鏡川、天神大橋、大クスノキ〔2123〕2009/02/06
2009年2月6日(金)晴れ!
昨日、大阪からの飛行機でみた高知の山の景色は、なかなか素敵でした。山と山の間の谷間には雲というか霧というか靄というか、そんな白いものがたちこめて、幻想的。あの下はどんな景色やろうか、と想像したりしてしまいます。
高知空港から高知市内へ向かいよっても、何となく景色がぼやけちょりました。地面から水分が蒸発して薄い靄がかかっちゅうみたいな状況やったがですね。珍しい光景でした。空は雲一つないのに、街が靄で霞んじゅう景色。春に向かいゆうがでしょうか、高知も。
さて、ここは今朝の鏡川。
今日の空気は澄みわたっちょります。潮江天満宮の拝殿から鏡川の堤防へ出て、川縁まで降りた場所から天神大橋向いて撮影してみました。朝焼けの空がキレイです。
天神大橋の南詰には天神の大クスノキが見えちょります。樹齢数百年の大クスノキは、遠くからでもよく見えます。鏡川の土手の川側に屹立しちょりますきに、生まれてこの方、何度か増水した鏡川の濁流に洗われたことがあるはずです。ひまわり太郎の記憶でも、この土手を越えそうになって消防が土嚢を一生懸命積み上げよったことがありますきに。そんな厳しい環境の中、幾星霜過ごして屹立してきた大クスノキには、やっぱし威厳がありますな。
この写真のエリアの鏡川、ひまわり太郎が子供の頃、ギッチリ貸しボートを漕ぎまわりよった場所ながです。日曜日にもなると、貸しボートは結構賑わい、この川面にもたくさんのボートが浮かびよりました。夏場、川面の上に穂先が出た葦原にボートをつっこんだら、蚊より少し大きい羽虫の大群が居って大変な目に遭うたことを思い出しました。チャレンジャーには危険がつきものなのでありました。