中の島棒堤から鏡川大橋、筆山方面を眺める〔2093〕2009/01/07
2009年1月7日(水)曇っちょります
新年初めての、曇りのお天気。振り返ってみますれば、エイお正月やったですね。これ以上ないお天気でしたし。おたふくも顕在化しちょりませんでしたし。
てな訳で今日もご近所シリーズ。ただ、派遣切り問題やら何やらありますきに、エイ年したおんちゃんが昼間っからメッソ界隈をウロウロせられませんな。シマカニシマカニしちょらんといけません。
ここは中の島の棒堤。この先には石油屋さんのタンクとかが並んじゅうだけの行き止まり。ここから鏡川大橋を眺めてみました。
こないだとは反対側からですな。あの水色がベージュに塗り替えられゆうということです。さてさて。
橋の向こう左に、南嶺から北に延びてくる北中山、高見山、筆山の連山が見えます。筆山は、確かに筆の先っぽを真っぷたつにしたかたちです。そう言えば、こないだ、その筆山の見事な「筆」になっちゅう写真を見ました、上町で。
上町の、城西館さんの南側に「龍馬の生まれたまち記念館」という施設があります。そこで、この10日まで、「土佐のくらし展」というがをやりよりまして、藩政期から昭和にかけてのお城下の地図や、資料、生活用具などなどが展示されちょります。いや、おたふく発覚前のお正月に観に行っちょったがです、ひまわり太郎は。で、面白いのは昔の町並みなどの写真。どれも、当時の皆さんの暮らしぶりやら街のつくりやらがよくわかる面白いもので、こぢゃんと見入ってしまいました。そのうちの一葉に、柳原界隈から撮影した筆山の写真があったがです。鏡川はまさしく鏡となり、塩屋崎を筆先とした筆は、見事に完成しちょりました。現在の大原町界隈には何の構築物もないので、山と川しか写っちょりません。まさしく筆山。
この「土佐のくらし展」は、地元の皆さんがそれぞれ保有しちゅう資料や写真や生活用具を持ち寄ってつくられたもので、それだけになかなか見応えがありました。この10日までやそうですきに、ご近所の方はぜひどうぞ。