霊峰富士と伊豆半島〔2073〕2008/12/18
2008年12月18日(木)快晴!
今日もヌクかったですね。どうなっちゅうがでしょうか。朝、起きて会社へ行くがも全然寒うないですね。防寒の必要も無いくらい。
てな訳で、今日は朝の二便に乗って東京。ヌクいとは言え、富士の高嶺には雪がてんこ盛りでした。こうやって、日の丸の描かれた羽の下に真っ白い富士山が見えると、ニッポン人に生まれて良かったと実感できますな、こりゃ。思想がどうのこうのと言う前に、単純に美しゅうございます。
ここはたぶん、伊豆半島の先っぽくらい。そこから田子の浦湾の向こうに見える富士山は、思わず拝みたくなる美しさ。
百人一首の「田子の浦に うち出でてみれば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ」という歌は、万葉歌人の山部赤人さんの歌です。田子の浦から見た富士山の美しさを歌うちゅうがやと思いますが、赤人さんが飛行機に乗ってこの景色を見たらどんな歌を詠んだでしょうか。きっと素晴らしい景色の描写をしたと思いますが、ひまわり太郎にはそんな力量はないのでありました。
この手前の、伊豆半島の港は、グーグルマップで確認してみると松崎港らしいです。そこからどんどんと東へ山を登っていくと、天城越えの峠界隈に行き着くにかありません。つまり、この写真の右端辺りが天城峠でしょうか。地図を見ると浄蓮滝というががあります。あの歌の「じょうれんの滝」は、こんな字を書くがですな。知らんかったです。この伊豆半島、神社、お寺、滝、そして温泉が地図を見ただけでもこぢゃんとどっしこ。大昔からかなり信仰と関係の深い地域やったことが、地名を眺めただけでもしゅっと判ります。もちろん、あんなものすごい姿の霊峰富士が近くに見えるだけでも、神様と近かったがでしょう。