稲刈り後の切り株、ナツヒカリ〔1931〕2008/07/29
2008年7月29日(火)今日も暑いです
暑いですね、今日も。稲刈りの終わった南国工場の横の田んぼも、ご覧のように暑そうです。このイネ、品種は何やろうかと思うて、農業技術センターで野菜の品種改良に取り組む友人に訊いてみました。彼は家でも田をつくりゆうはずで、田の品種改良をやりゆう部署とは近いがですけんど、知りませんでした。シシトウの品種についてはかなりの専門家らしいですけんどね。
が、隣のイネの品種改良をやりゆう専門家に訊いて、調べくれました。たぶんこの極早生のイネ、ナツヒカリやろうとのこと。
高知の極早生は、ナツヒカリが300haで南国そだちが100ha、以前やりよったトサピカとかハツナノリは今は作られやあせんそうですね。南国そだちは、ひまわりのヨーグルト「高知育ち」に似いちょりますけんど違います。まだ、高知県の農業技術センターで開発されて2年の新品種ですけんど、なかなか県も力が入っちょります。南国工場界隈は極早生が多いですきに、ナツヒカリとかがこぢゃんと多いがかと思いますが、高知県全体の2%。高知でつくられゆうお米で、圧倒的に多いがはやっぱしコシヒカリ。55%といいますきに、半分以上ですな。その次がヒノヒカリで25%、第三位はこぢゃんとアラキトラレテ5%の黄金錦やそうです。
この、ナツヒカリとおぼしきイネの切り株からは、もうちっとしよったら緑のヒコバエが生えてきます。あれ、そのまま大きゅうなったら、どんどん育って収穫できるまで成長することもあるそうですね。この、7月中に切り株になった田んぼは、このまま二期作できるがかも知れん訳です。どんなお米が獲れるがでしょうか。おいしいでしょうか。
高知で極早生栽培が盛んながは、とにかく新米を早うに出荷したら値がエイきでしょうね。コシヒカリの古いがより、ナツヒカリの新米が美味しいということでしょうか。牛乳と一緒で、お米も新しい方が美味しいのでありましょう。