今晩は輪抜け様〔1902〕2008/06/30
2008年6月30日(月)晴れ!
今日は晴れて良かったです。暑い暑い夏の日差しが嬉しい、6月30日。今日は、ここ潮江天満宮の輪抜け様。毎年6月30日に行われる「夏越祭」で、通称「輪抜け様」。高知の町で、たぶん一番人気のお祭りが、ここ潮江天満宮の輪抜け様やないでしょうか。お街に近いので、こぢゃんとどっしこの老若男女で賑わいます。このにっこりのバックナンバーを見てみましたら、毎年、この輪抜け様のことをご紹介しちょります。ひまわり太郎も、かなりこの輪抜け様にはイレコンじょります。
写真中央に、茅の輪がしつらえられちゅうががおわかり頂けますでしょうか。
朝の強烈な日差しに輝く茅の輪。まだ、ロープが張られて、通り抜けできません。本日午後3時の神事が終わって、それから通り抜けれるがやそうですね。この輪を左右左と廻って抜けると、悪災、悪病に罹ることなく夏を健全に過ごし、家運の繁栄、人生の幸福を得ることができるがです。天満宮の説明書によりますと、こういった大祓の神事は、「古来心身の清浄潔白を重んじた我国民性に基づく独特の神事」とされちょります。国民性がどうながかは知りませんけんど、ここ潮江天満宮の輪抜け様は、少なくとも高知市内に住む我々にとって、昔からこぢゃんと大切なお祭りやったことは間違いございません。
この参道には露店がずらしずら~りと建ち並び、お祭りの雰囲気を盛り上げてくれます。フェスティバル土佐鏡川まつりが無いなった今、やっぱし輪抜け様が夏の一番人気イベントでしょうな。よさこいとかは別にして。
昔から、神社のお祭りというのは、そこに生活する人々にとって、一年で一番の楽しみであり、重要な催しでした。この輪抜け様を見よったら、そんな日本人の伝統習慣、そして心が、今にキチンと伝えられていきゆうがやにゃあ、と、感じることが出来ます。
今晩は輪抜け様です。