鳥は恐竜です〔1872〕2008/05/31
2008年5月31日(土)降ったりやんだり
最近どうにも、この鏡川の大きなサギが気になってしょうがありません。朝、ここを通りゆう時間帯には必ずこの界隈にどっかにこうやって立っちょります。近寄っても逃げようともしません。ひょっとしたら自分を人間と思うちゅうがかも知れんですよね。
昔、書いたことがありますが、鳥は恐竜です。このサギの鳴き声は「ギエー!」といういかにも恐竜っぽい鳴き声。いや、恐竜の鳴き声を聞いたことはないですけんど、たぶんこんな感じやったがやないでしょうか。
1億7千万年前と言いますきに恐竜の時代といわれるジュラ紀のど真ん中、恐竜の、あるグループから枝分かれしていったがが鳥類。
プテラノドンとかの翼竜は、まったく別物で、普通の陸上を歩き回りよった恐竜が、鳥に進化したのであります。あの、鳥の羽、あれを硬うにした場合を想像してみて下さい。何となく鱗みたいでしょ?
恐竜の体表面は、色んな復元模型とかで見てみても、全身を鱗みたいなモンがおおうちゅうですよね。あれが、軽く軽くという進化をしたがが羽毛ながです。小型で足の速い恐竜は、獲物を追いかけたり逃げたりするがに、ピョンピョン跳びはねよったでしょうか。その機能を追求しつつ進化したがが鳥類ながでしょうか。
恐竜は、6500万年前に、巨大隕石が地球に衝突して絶滅した訳ですが、恐竜の一種、鳥は生き延びました。どんな理由があったがでしょうね。最近の説には、隕石衝突後、数時間で、地球上は巨大オーブンになり、地上の生物は絶滅した、というのがあります。で、海中とか地中など、遮蔽物の下に居った生き物が生き延びたと。鳥類も、そうやって生き延びた生物のひとつやった、という説もあります。真相は、この大きなサギに訊いてみんとわかりません。