好きな光景、水と緑と光の景色〔1853〕2008/05/12
2008年5月12日(月)快晴!
心地よい快晴の月曜日。爽やかな夏風が、鏡川沿いを心地よく吹き抜けていきます。
ここはいつもの潮江天満宮。最近、ひまわり太郎お気に入りのスポットをご紹介したりしよりますが、ここの風景も、かなり好きです。あんまし好きなので、以前にも一度ご紹介したことがあります。ここは、潮江天満宮の、手水舎と楼門の間に架かる小さな石造りの橋の上。この水路は、塩屋崎の方から街の中を縦横に通っちゅう水路の一つで、この西で天満宮の宮司さんの家の下をくぐり、たぶん鏡川支流の小川につながっちょります。時々大きな鯉を見かける水路。
早朝、この橋の上から東を眺めると、ご覧のように、モミジの新芽の向こうから朝の日差しが洩れてきて、それはそれは美しいのでございます。こんな、こぢんまりまとまった緑あふれる光景が、結構好きです。
その先の右手は真如寺、土佐の山内のお殿様の菩提寺。立派な屋根の本堂が建っちょります。こうやって見てみると、もう、日差しは夏のものになってきました。高知は、日本有数の日照時間を誇る土地。降水量も日本一ですきに、晴れる時はバーン!っと晴れて、降る時はドカーン!っと降る、ということになる訳ですな。そりゃあ、ちっと住みよったら実感はできます、数字で示されいぢゃあち。降るとなったらガイに降りますもんね。で、日差しのキツさで言えば、特に真夏は刺すように射します。まっこと。
もう、今の季節でも結構日差しはエロうて、昨日夕方走りに出ちょっただけで顔から手から、真っ黒うなってしまいました。帽子をかぶって走らんと、大変なことになってしまいますね。
この界隈を縦横にはしる水路は、元々、農業用水やったがでしょうか。鏡川、竹島川などから潮江に広がる田んぼや畑に水を供給しよったがでしょう。いや、今でもしよりますね。農業用水という役割としての水路も美しいですが、街の中を水路がめぐらされちゅう、ということ自体が美しゅうございます。水と緑のある街は、それだけで美しいですな。