高知城を眺めながら高知について考える〔1827〕2008/04/16
2008年4月16日(水)曇っちょります
今日は高知。昨日、福山から車でモンてきました。長距離運転がちくと身体にこたえる年頃になってきましたですな。頭がクラクラしよりました。
さてさて、今日は4月16日。と、言うことは、明日は4月17日。何の日かご存じでしょうか。実はですね、5年前、2003年4月17日に、この「今日のにっこりひまわり」が始まったのであります。つまり、明日で連続5周年。一日も、ひとっちゃあ休まんづくとに5周年。皆様方に支えられまして、勢いでここまでやって来ました。明日が楽しみです。
ここは高知城。丸ノ内緑地の南東の交差点から撮影した高知城。
桃色のぼんぼりが立つ、下の広場が丸ノ内緑地。一昨年、NHK大河ドラマ「巧妙が辻」に合わせて、ここに二十四万石博の会場がしつらえられちょりました。あれは何やったがでしょうかね。
高知城とか、近所の史跡とかを見よって思うのは、まずは地元でその場所の大切さを認識することから始めんといかんということですね。地元のすごさ、面白さを認識できんづくとに、うわべだっけなぞって、観光客を誘致できるりぐった施設を建設しよう、なんぞという安易な道に走る方が多いのは事実です。このにっこりを5年間お読み下さりゆう方はおわかりやと思いますが、ひまわり太郎の持論として、まずは地元を愛すること、興味を持つこと、そしてそこに残されちゅう「本物」をできるだけブラッシュアップして見ていただけるように努力することが、時間はかかるでしょうけんど本物の観光につながっていくがやと思います。にせものの施設、パビリオンはもう要らんですよね。
この見事な光景。これは本物の光景。ですきに、圧倒的な存在感をもって我々に訴えてくるのであります。この本物の高知城周辺に、日曜市やひろめ市場など、本物の高知県人に触れ合える空間があります。ですきに、観光客さんに満足を与えられゆうがでしょう。にせものを作って展示して満足してもらえる時代ぢゃあないなっちょりますきね。面白い本物がたくさんある高知は、実は捨てたもんぢゃあないのであります。色んな地方を廻りよって、しみじみ実感します。そんな高知が大好きなひまわり太郎なのであります。