新高知駅から高松へ〔1798〕2008/03/18
2008年3月18日(火)快晴!
雲一つない青空が広がる高知市内。その市内中央北部に、先月末、新高知駅が開業しました。びっしりご紹介しゆう通り、高架工事の完成によって旧高知駅はその役割を終えたのであります。
で、先週、初めてその新高知駅を利用しました。夜の汽車で、高松から帰って来まして、真新しいホームに降りたときには、こりゃあどこの駅ぢゃろう、てな感慨にひたりました。高知駅のイメージがスッポン変わってしもうたですもんね。あの時は夜やったので、このにっこりでご紹介できんかったですきに、本日ご紹介しましょう、新高知駅。
朝8時の汽車で、高松へ出張に行くがに、このホームまでやって来ました。いかがでしょうか。大きなドームに覆われたホームは、朝日を浴びて美しく、真新しい待合所やベンチ、エスカレーターや階段が妙に自慢げに光よりました。朝の通勤通学時間帯ということで、上り下りの汽車には高校生たちを中心にどっさりヒトが乗り降りしよりました。活気があって良うございます。
この階段を下りると改札口。自動改札ですきに、高知の皆さんは戸惑うたみたいですね。自動改札というのは、ひまわり太郎が大学生の頃、関西の私鉄で導入が始まったと記憶しちょります。当時東京に住みよったひまわり太郎の記憶では、関東はまだ殆ど自動改札は導入されちょらんかったと思います。関東の人間に「関西は自動改札で進んじゅうねえ」と言うと、関西に負けるはずがないと思うちゅう関東人の友人は、「あれは、改札機の中にヒトが入ってて、実は手動でやってんだよ」などと言いよったがが昨日のことのようです。
しかしあれですね、駅が新しゅう、大きゅうなったら、何となく利用しゆうヒトも増えて都会の駅になったみたいな錯覚におそわれます。ひまわり太郎が社会人になった頃、高知空港がジェット化して空港がこぢゃんと大きゅうなりましたですけんど、あの時と同じ感じですな。田舎のバスターミナルみたいやった空港が、ちゃんとした空港みたいになったのでビックリしました。この真新しい駅舎にも、しゅっと慣れるがでしょうか。古い高知空港のイメージは、今ではもうかなり薄れちょりますが、旧高知駅のイメージも、だんだんと薄うなっていくがでしょうね。