深谷吉野線と筆山鷲尾山線の交差点〔1734〕2008/01/14
2008年1月14日(月)晴れたり曇ったり
今日は成人の日。そこで、朝の時間を利用して山をたつくりに行っちょりました。
こないだ、このHPの「お客様の声・広場」のコーナーに、いつものタベシマさんからの投稿がありました。春の七草のうち、大根と蕪以外の5草を、高知市の南嶺の山をたつくって採取し、食べたというお話でしたね。その際、深谷吉野線の山道でイノシシの親子がタケノコを掘りゆうがに遭遇したとか。おっとろしゃあ、ですね。
そこで今朝は、孕の西の深谷から神田の吉野まで、一気に駆け抜けてみたのであります。
どこぞにイノシシが居らんか、耳を澄ませ目を凝らしながら。結局の所、イノシシ親子には逢えんかったがですが、なかなか楽しい山道でした。実はこの道、昔、筆山から鷲尾山へ登山しよった時分から知っちょったがですが、一度も通ったことがなかったのであります。鷲尾山登山道の、高見山を抜け、茶畑を過ぎて少し下った所に、その深谷吉野線との交差点があります。鷲尾山へは、ここから一気に急坂を登っていきます。
この山の交差点に、深谷、吉野、筆山、鷲尾山への方向を指し示した標識が立っちょります。ご覧のように、現在は木製の標識が。その左横に、茶色く錆びた標識がありますよね。これが、昔から立っちょった標識。こないだの書き込みにも書いたですけんど、この標識、ひまわり太郎が小学生の頃立てられました。その当時、ピカピカに新しい標識をバックに、小学校の友人達と撮影した写真が残っちゅうがです。このお正月に実家へ帰った際、アルバムをじっくりと見てみましたが、はっきりと写っちょりました。あれから35年以上。錆びて文字も読めんなった標識ですが、そのままの形で立っちゅうこと自体が嬉しかったですね。この山道はひまわり太郎を子供の時代に連れて行ってくれる、そんな道なのであります。
初めて歩いてみましたが、深谷からここまでは思い切り走って駆け上ると10分。吉野まで駆け下りるとそれも10分。今、県交のバスが吉野から深谷、孕まで走りよりますが、30分以上かかります。吉野と孕。現代の感覚ではかなり遠いですが、昔は意外と近かったがでしょう!