駅の「裏」から「北口」へ〔1729〕2008/01/09
2008年1月9日(水)晴れ!
今日もあたたかい高知市内。
こないだうちから、JRの高知駅が来月26日から高架の新しい駅舎に移る話をしよります。今日は、駅の北側をご紹介しますね。
ここは高知駅の北西。丁度この辺りにターンテーブルが有ったがやなかったでしょうかね。そして、線路が幾重にも走ちょって、汽車の車庫になっちょりました。それが無いなって高架のシンプルな駅のみになる訳で、有効に利用できるスペースがぐーんっと広がるがですな。ちなみに車庫は、ここから東へ2駅目の土佐一宮(いっく)駅と3駅目の布師田駅の間の広大な土地に移転しました。
東京の、汐留界隈の再開発と同じ理屈で、ここ高知駅の北側も再開発真っ盛りなのであります。まだ区画整理の途中でして、空き地も多いがですけんど、コンビニとかスーパーとかお洒落なビルとかも建ち始めて、新しい町が生まれ始めちょります。
今までは駅の「裏」という感じやったがですが、これからは高知駅「北口」前の新しい街、ということになる訳です。どんな街になるがか楽しみですね。
思い出しますが、昔、高校生の頃、高知市北部の秦泉寺の実家から高校まで、1時間以上かけて歩いて通うががマイブームになっちょったことがありました。途中の自販機で缶の野菜ジュースを買うて飲みながら。まっすぐ行くと愛宕の通りを南下したらエイがですけんど、駅裏の小さな路地を探検しつつ歩くがが好きで、この界隈をたつくって駅の東の踏切のところへ出よりました。水路には大きな鯉が泳ぎ、行き止まりになるような路地が入り組んだ面白い町でした。試験中は、ノートを破ってカードケースに入れ、それを眺めながら歩いたりしたもんです。そんなんで勉強になるはずはないですけんど気休めやったがでしょうな。
そんな、結構想い出の詰まっちゅう駅裏も、すっかり無くなってしまいました。