愛宕の踏切、金曜市、高架工事完成〔1717〕2007/12/28
2007年12月28日(金)降りよります
昨夜から、結構しっかりと雨が降りつづく高知市内。年の瀬、冬の雨。
昨日のにっこりの文章の途中に「競馬情報面」と書かれちょりましたが「競馬場方面」ですきに、直して読んで下さいね。何せ、年の瀬でせわしのうて。と、言い訳をしつつ、ここ、愛宕の踏切近くでは、今日は、今年最後の金曜市が出ちょりました。
高知市内の曜日市では、圧倒的に追手筋の日曜市が有名ですけんど、県庁前の木曜市、ここ愛宕の金曜市もなかなかのもの。金曜市は、土讃線の線路脇に露天が立ち並び、時折、横を汽車(電車ぢゃあないですきね)が通り過ぎて行きます。
が、そんな景色も再来月、2月25日まで。いや、正確には2月22日の金曜日まで。2月26日には、この鉄道高架工事も完成、新高知駅も完成して、運用が始まるきですね。その日からは、この踏切も無くなり、汽車はこの頭上の高架を通っていくことになる訳です。で、金曜市の脇を汽車が通る、という景色ももう見納めが近いのであります。
この愛宕の踏切、ひまわり太郎は何百回、何千回渡ったやら知れません。市内の踏切のなかでも一番なじみが深いががこの踏切。実は昭和初期、ひまわり乳業の前身の乳処理場が、この走りゆう汽車のしゅっと北側にあった、というお話をしたことがありますね。
この踏切、当然ですが、ひまわり太郎が子供の頃は手動でした。ちんまい小屋におんちゃんが居って、汽車が通るたんびにハンドルをぐるぐると回して遮断機を上げ下げしよったがが昨日のことのようです。
たしかに、この愛宕の踏切をはじめとして、市内にはどっしこ汽車の踏切があります。それによって市内が南北に分断されちゅうと言うてもえいですね。線路が高架になって、踏切がないなる、というのは大昔からの市民の悲願でもあったがですよね。それが、2月26日に実現するのであります。
この、踏切を汽車が通っていく光景。これも見納めが近いがです。子供の頃から馴染んだ光景。ちくと寂しい気もしますですね。