高知県知事〔1685〕2007/11/26
2007年11月26日(月)雲はありますが晴れちょります
昨日は知事選挙と高知市長選挙と南国市長選挙でしたね。皆さん投票には行かれましたか?ひまわり太郎は午後の8時直前に行っちょりました。投票時間が夜8時までに延長されて、まっこと便利になりましたな。
ここは、知事選挙で当選された候補者さんの選挙事務所があった所。さすがに手早いですね。翌朝にはご覧の通り、看板等も取り外されちょりました。
知事という職が公選になったがは、戦後の昭和22年のこと。土佐山内家第16代藩主山内豊範さんを初代と数え、第43代西村直己さんまでが官選知事。
昭和22年4月5日に第1回の知事公選が行われ、決選投票まで行われる大接戦の末、後に郵政大臣にもなった大西正男さんを破って川村和嘉治さんが初代公選、山内豊範さんから言うて第44代知事に選出されました。
が、川村さん、公職追放例該当者としてその年の11月に失職、替わりに桃井直美さんが第45代知事に。昭和26年の知事選挙で、追放解除になった川村さんが再選、再び知事になったそうです。川村さんは直情径行、野党との攻防は熾烈を極め、与党から野党に鞍替えする県議も続出して、議会は荒れたそうですな。どっかで聞いたようなお話。昭和20年代の知事と議会の関係はなかなか厳しい緊張関係にあったようです。
昭和30年の知事選挙では、川村さんが引っこ抜いてきて副知事に据えた警察官僚の溝渕増巳さんに破れてしまいました。ひまわり太郎が子供の頃の知事は溝渕さん。その後、中内力さんになり、橋本大二郎さんになり、今回、尾崎正直さんが当選したという訳で、ひまわり太郎生まれてこの方、今回で4人目の知事になるのであります。まだたったの4人目。なるほどね。頑張ってもらいましょう。