追手前小学校校区区民運動会、街中問題を考える〔1642〕2007/10/14
2007年10月14日(日)曇っちょりました
今日は日曜日。ここ、高知市立追手前小学校では、恒例の校区区民運動会が開催されました。昨年は北海道出張と重なってしもうて出れんかったので、2年ぶりの区民運動会。ひまわり太郎は進行係で、ずううっと競技アナウンスと実況中継をしよったので、すっかり運動会風景の写真を撮ることを忘れてしまいました。で、ご覧の後片付け風景となったのであります。
この小学校はひまわり太郎の母校。高知の街の、一番の中心地にある小学校で、昔は商店街の子供達がたくさん通う、こぢゃんと賑やかな学校やったですね。
その追手前小学校、都心部に住む子供が減り、児童数が減少してしもうたので、今の市長さんが新堀小学校への統合という方針を打ち出しちょります。つまり、このままでは、この小学校は無くなってしまうのであります。街中に広い場所を占有しちゅうので、商店街の皆さんはここに大きな商業施設兼文化施設兼教育施設みたいなのができたら、中心商店街がもう一度栄える、という幻想を抱いちゅうみたいです。けんど、まだ、議論として誰がお金を出して何をつくる、ということが全然未知数ながですけんど、取り敢えずこの学校は潰してしまえ、耐震補強するお金もないきに、という話になっちゅうみたいです。
郊外型のどデカいショッピングセンターができて、中心商店街を歩くヒトが随分と減ったのは事実。で、街中に同じようなショッピングセンターを持ってきたら同じようにこちらにヒトが戻って来て自分の商売もうまくいく、という話ですけんど、どうなんでしょうか。
ヨーロッパでは、今、郊外型のデカいお店が廃れ、街中で楽しむライフスタイルへの流れが起こっています。それは、街中にデカいショッピングセンターをつくる、てな話ぢゃのうてですね、街中の良さ、素敵さを演出することでお客さんが戻ってきたと聞いちょります。
20年先にどうなっちゅうがか、どうしたいがか、という視点で考えんと、大きな禍根を残すことになったりせんでしょうかね。
右手に見えるのは、来年夏までかかって取り壊されるダイエー様。その跡地と、この小学校の敷地がセットになって議論されゆうがですけんど、さあ、どうなるのでありましょうか。
ところで、今日の運動会、最後まで優勝争いはもつれにもつれまして、最後のリレーの結果によって3チームに優勝の可能性が残されちょりました。で、我が与力町チームは惜しくも敗れ、連覇はなりませんでした。優勝したがは11年振りの丸ノ内、教員チーム。
昔、丸ノ内に警察の官舎があった頃は、現役お巡りさんがたくさん出場する丸ノ内チームがダントツに強かったがですけんど、官舎が移転してからは低迷が続いちょりました。久々の優勝で盛り上がっちょったです。