鏡川、季節の移ろい〔1616〕2007/09/18
2007年9月18日(火)晴れました
連休中の天気が嘘のように、今日の高知市内は早朝から晴れ渡りました。昨夜どっしこ降るっちょりますので、湿度は結構高かったですね。
ここは鏡川。九反田橋と鏡川大橋の間の南岸から東向いて撮影してみました。東の空が白みはじめちょります。そして、その白みはじめた地平線の上には、見事に美しい金星が輝きよりました。そして、南東の空には、はやくもオリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンという「冬の大三角形」が。いやいや、この暑い朝に「冬の大三角形」とは。季節は確実に移ろうていきゆうがを、こんなところで実感できます。
季節の移ろいと言えば、今朝、ここから鏡川南岸を遡上、潮江天満宮にお参りして更に川沿いを西進しよりましたら、思わず「秋」を感じてしまいました。昨日までオールスター競輪をやりよった龍馬スタジアムの前で、散歩中のおんちゃんおばちゃんの二人連れが何やら地面にかがみ込んで拾いよります。ここはイチョウ並木。そうです。銀杏。ギンナンの実が地面に落ちちょりまして、それを拾いよったがです。一つの木の下を拾い終えると、おんちゃんが木の幹を蹴たくります。するとバラバラっと数個のギンナンが落ちてきて、おばちゃんが嬉しそうにそれを拾うという見事なチームプレーを見せてくれよりました。
ギンナンは、炒って食べるがが一番。塩をちくとふりかけて食べると、止まりません。あと、茶碗蒸しの具の定番ですが、やっぱし炒って食べるがが一番。秋を実感させてくれる香ばしい風味です。そう言えば、昨日、田野町の大野台地では柿の実が色づき始めちゅうがを見ました。もうそんな季節ながですね。まだまだ夏の陽気が残る高知ですが、自然は確実に進んでいきよります。季節の移ろい。地球は偉大です。