大山祇神社の手水、カニで溢れちょりました〔1589〕2007/08/22
2007年8月22日(水)今日も晴れちょって暑いです
今日も高知は夏の空。朝っぱらからギラギラとお日様が照りつけて南国土佐を演出しちょります。
ここは潮江天満宮の境内社、大山祇神社の手水。大山祇神社は、天満宮本殿の西側、小高い丘の上に在ります。参道は北側にも南側にもありまして、ひまわり太郎は、いつも北側から上がって南側に下っていくのを常としちょります。丘を廻るようになっちゅう坂道を上がっていくと、てっぺんの狭いスペースに、大きな岩とお社があります。大きな岩にはしめ縄が張られ、神聖な雰囲気。盤座(いわくら)ですな。この岩に、神様が降りてくるのでしょう。
こんな小さな丘のてっぺんに大きな大きな岩がドンっと乗っかっちゅうという不思議さから、昔から尊崇されよったがでしょうね。その盤座の横のお社が大山祇さんで、その手前にご覧の手水があります。それほど大きゅうない手水ですが、不思議なのは、ここにいつもカニがどっしこ居るということ。ホントに、いっつも居ります。今朝はまた、一段とようけ居りました。カニの種類は素人のひまわり太郎にはわからんがですけんど、立派に大きい甲羅の幅が3cmくらいはあるのから、白うて小さい子供のようなものまで、色んなカニがここにたたずんじゅうがです。近づくと、ワラワラワラっと逃げ始めますですね。
カニの生態は知らんがですけんど、海で産卵されて、プランクトンみたいな形態の幼生になり、変態しながら稚ガニになって、川から遡上してきて陸上生活する、というのがこんなカニの一般的な生態みたいです。つまりですね、海から稚ガニの状態で鏡川を遡上してここまでやって来て大山祇神社の山を登り、この小さい小さい手水の水のところへやって来て、脱皮を繰り返して大きゅうなりゆうということながでしょうかね。この手水には何か特別な秘密があるがでしょうか。謎です。