関門海峡人道トンネルで、県境を跨いできました〔1547〕2007/07/11
2007年7月11日(水)下関は曇っちょります
今朝は出張で下関。本州の西端、目の前に九州が見えゆう下関です。ホントに風光明媚で、素敵な町ですね。
で、今日は早朝から唐戸市場から関門海峡沿いに走ってみました。途中、左手に日清戦争後の下関条約が締結された記念館を見ながら進むと、源平合戦でお馴染みの安徳天皇をお祀りしちゅう赤間神社が鎮座されちょります。下関は元々赤間ヶ関と言いよったですね。更にどんどんと進み、関門大橋の下をくぐるとそこは壇ノ浦。源平合戦クライマックスの海が目の前に広がり、その悠久の歴史を感じさせてくれるのであります。
その古戦場前に、関門海峡人道トンネル入り口というのがあるのを発見。昭和33年に開通した関門トンネルに、人の歩けるトンネルが併設されちょったがですな。知らんかったです。こりゃあ走って門司まで行ってみんといくまい、ということで、エレベーターで60mもぐり、走ってみました。朝から、結構たくさんの方々がウォーキングされよったですね。人道トンネルは780mの長さ。門司へ着いてエレベーターで上がると、関門大橋を一望できるビュースポットになっちょりました。海から参拝するようになっちゅう和布刈(めかり)神社が目の前にございましたので、お参りしてまたまた人道トンネルを抜けて下関へモンてきました。写真は、そのトンネルの真ん中、県境です。山口と福岡の県境を歩いて渡れるとは思うちょりませんでしたので、ラッキーやったです。
今日は福岡に寄って高知へイヌルのでどうやって博多へ出ようかと思いよりましたら、ホテルの部屋から外を見ると目の前が船着場。しかも、門司港まで5分、390円、という看板が。これこれ、と思い、船着場へ行くと、若いお嬢さんが船の前で切符を改札してくれます。で、小さな船内で待ちよりましたら、その若いお嬢さんが乗ってきて操縦し始めました。お嬢さんが船長さんやったがですな。船に乗ってまたまた関門海峡を渡り、門司港のレトロで素敵な駅からJRに乗って小倉へ。そして新幹線に乗り換えて博多へ。仕事を済ませて飛行機で帰ってきました。
今朝は3度も関門海峡を渡ってしまいました。一度は船で。そして2度は歩いて。