高知城ホールから県立図書館と文学館を眺める〔1523〕2007/06/17
2007年6月17日(日)降ったりやんだり
日曜日の高知市、時折雨が落ちてきたりやんだりする、静かなお天気。街中の帯屋町は、なかなかヨウケ人が出ちょりました。日曜市も賑やかですな。
この写真は、その日曜市の西端から高知城の追手門を抜けて北へ行ったところにある高知県教育会館、通称「高知城ホール」の4Fベランダから見た風景。右手の山のてっぺんに高知城天守閣がございます。正面の四角張った建物は、高知県立図書館。ひまわり太郎が子供のときに出来た図書館ですきに、もう、かなり限界のようです。蔵書もいっぱいいっぱいで、整理して閲覧に供するのはおろか、置き場所にもオウジョウしゆうにかーりません。
現在の図書館長さんはこぢゃんと若い丸地さんという方で、インテリジェント図書館、ビジネスや文化の発信に利用されゆうことで有名な図書館、千葉県浦安市立図書館で司書をやっておられた方。これからの高知の図書館、延いてはこれからの高知の教育や文化の発展を考えて、ぜひにということで数年前に来高していただきました。素晴らしい考え方を持っていらっしゃいます。
市立の図書館の管理職でもない人物が、県立図書館館長に突然就任する、というのは、過去にも例がないそうです。当たり前ですが。
この写真の左端にちょびっとだけ写っちゅう四角い建物は、高知県立文学館。我々の世代は文学館言われてもピンと来ませんな。県立美術館が高須にできるまで、ここは県立郷土文化会館という施設でした。郷土文化会館、という名称のほうがシックリくるのであります。
ここで、大きな展覧会とかの美術的イベントはすべて開催されよりました。高校の時の、不思議な前衛美術をやっておられる先生が、県展無鑑査とかのすごい先生でして、県展の際にはこの郷土文化会館の外、玄関脇で、不思議な不思議なアートを繰り広げよったですね。