潮江天満宮、神池、真如寺、濃い緑〔1498〕2007/05/23
2007年5月23日(水)高知も晴れ!
昨日の晩、高知へモンて来ました。
仙台ではまだツツジが咲き誇り、朝晩はかなり涼しゅうございました。高知はと言えば、日中は夏の陽射しが降り注ぐ、緑濃い季節になっちょりますね。あちこちで紫陽花が咲き始めました。鏡川、潮江橋と天神大橋の間の南岸ではアメリカ梯梧(でいご)が南国らしい真っ赤な花を咲かせ始めちょります。
ここはいつもの潮江天満宮。楼門をくぐってすぐの左手、「神池」です。この池の畔の小さなお宮さんは「幡竜宮」。
池の向こう、朝日の方向すんぐに土佐山内家菩提寺の真如寺さんがあります。
元々、菅原道真さんの息子さん、菅原高視さんによって道真公の遺品が祀られ、潮江天満宮が始まったとされちょりますが、創建された場所はこの池の東の、現在の真如寺さんが建っちゅう場所やったとか。
山内一豊さんが掛川からここへ菩提寺を移して来て、天満宮は現在の場所へ移動したがやそうです。
どっかで読んだがですが、高視さんが道真公の遺品を祀った場所には、それまで池があって竜神様が祀られちょったという話もありました。はっきりとは覚えちょりませんが。そうやとしましたら、ひょっとしたらひょっとして、この池が、潮江天満宮以前のここの神様やったがかも知れませんね。
5月はご覧の様に緑濃く、冬には寒椿が、春には桜が、秋には紅葉が美しい池です。紅い鯉が泳ぎ、もうちっとしよったらカニとカエルがどっしこになってくる神池です。