栴檀の花が間もなく咲きます〔1477〕2007/05/02
2007年5月2日(水)素晴らしいお天気!
これを五月晴れと言うがでしょうね。素晴らしいお天気の高知市内です。朝の川沿いは爽やかな風が心地良いですな。
ここは天神大橋北詰。橋の袂に、まだそんなに大きゅうはなってない栴檀の木があります。橋の下からニョキニョキっと、丁度、橋の歩道の高さに木の上部がきちょりますので、詳しゅうに観察することができます。今、栴檀は花を咲かそうとしよります。この薄紫の蕾がなかなか可愛らしいですね。ひまわり太郎は栴檀が大好きで、このにっこりでも、たぶん一番ようけご紹介しちゅう植物は栴檀やないかと思います。
ですきに、濃いにっこり読者の方は、、「栴檀は双葉より芳し」は栴檀のことぢゃ無うて白檀のこと、とか、実が数珠のようで「千珠」から「センダン」になったという説があることとか、ご存知ですよね。
栴檀の花が咲き始めると、季節は夏へと移ろうていく感じがします。こないだもお話しましたが、ここ天神大橋北詰から、川沿いに東西細長い町が唐人町。秀吉の朝鮮出兵に由来する古い町で、豆腐商いの特権を与えられた人たちの住むエリアやった、というお話もビッシリしちょります。この河原で、幕末の頃、「のえくり」が流行っちょったという話もしました。夜な夜な河原にたくさんのヒトが集まり、前のヒトの腰に手をやって、長い列をつくって歌い踊った、というものらしいですが、詳細を覚えちょりません。なにかの本で読んだ記憶があって書きよりますが、真偽の程はわからんがです。幕末の乱世に、民衆のエネルギーの発散がこの河原で毎夜行われよったがでしょうか。「ええじゃないか」みたいなもんでしょうかね。この事についてご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示頂ければ幸甚です。