高松の栗林公園、紫雲山〔1471〕2007/04/26
2007年4月26日(木)高松は晴れちょります
今日は香川県の高松。昨日、大阪からJRで移動してきました。高松市内の栗林公園の近くに泊まっちょりましたので、今朝はせっかくですきに栗林公園界隈をたつくることにしてみました。栗林公園、元々は元亀天正の昔に地元の豪族佐藤氏が築庭したのに始まると言いますきに古いですな、信長秀吉の時代。で、江戸時代になって、讃岐の殿様生駒氏によって造園され、松平さんの治世になっても引き継がれて徐々に整備されていき、1745年に完成したがやそうですね。松平家の下屋敷として利用されよったそうです。
ひまわり太郎、たぶん、小学校の修学旅行で来たことがあるような気がします。そうとすれば、今日はそれ以来。もし、修学旅行で来ちょらんかったら初めて、ということになります。行ってみますと、朝は5時半から開園しちょりまして、中へ入れました。良かったです。
入ってみてビックリ。なかなか素晴らしい庭園です。日本三大庭園には入っちょりませんが、ひょっとしたらそれより素晴らしいかもしれません。と、思いながら散策しよりましたら、この写真の場所の立て札に、明治43年文部省発行の高等小学読本に、その旨のことが書かれてこのアングルの写真が掲載されたということが書いちゃありました。
公園内の色んなスポットに、趣き深い名前が付けられちょります。この、池を見晴らせる高台は「飛来峰」。ひまわり太郎の頭上に見える庵は「掬月亭(きくげつてい)」と言いまして、歴代藩主に愛用された茶屋。中国、唐の時代の詩「春山ノ月夜」に「水を掬すれば月手にあり」からとってきて付けた名前とか。風流ですな。池の水を手に掬うてみたら、その水に月が映って美しい、という情景。いい名です。
栗林公園を散策した後、北口の近くのお稲荷さんにお参りして、公園の向こうに見える山「紫雲山」を駆け上がってきました。160mくらいの山。久々に心臓をバクバクさせて走ってきた高松の朝です。