友綱貞太郎さんと豊ノ島関〔1457〕2007/04/12
2007年4月12日(木)快晴!
今日も素晴らしいお天気。
ところで皆さん、相撲、好きですか?
ここは潮江天満宮南入り口から少し西へ行った、龍馬スタジアムの前。以前、2004年12月20日のにっこりでもご紹介した大きな大きな碑です。「友綱貞太郎碑」と刻まれた記念碑。幕末に土佐に生まれ、明治期に整備されて行った大相撲で活躍、高知出身の初の幕内力士が、四股名「海山太郎」、六代目友綱親方「友綱貞太郎」さんなのであります。親方になってから、タニマチの板垣退助さんの政治力をバックに大相撲発展に寄与した大人物。
この碑は、門下生たちによって建てられたもので、周囲を取り囲む石の柱には寄附された方の名前が刻まれちょります。それを見ると全国各地からの寄附やったことが良うわかりますな。身長173cmで体重86kgという小兵力士やったそうですが、偉いもんです。
小兵力士でしゅっと頭に浮かぶのは、現在西前頭筆頭「豊ノ島」関。
皆さん、相撲、好きですか?
ひまわり太郎、近年あんまし大相撲に興味を持てず、メッソ相撲中継やニュースも見やあしませんでした。ところがところが、今年の初場所の途中から急に面白うなりまして、相撲好きになってしもうちょります。原因は「豊ノ島」関。土佐ノ海関以来の、純然たる高知出身力士。身長168cmと言いますきに、海山関よりも低いがですが、妙な小技を駆使する訳ぢゃあ無うて、真っ向勝負で大きい力士をバッタバッタと倒して行く姿がなかなかすごいです。「豊ノ島ブログ」というブログも書かれよりまして、見てみるとなかなか好青年であることがよく解ります。高知県西部の宿毛(すくも)のお豆腐屋さんの倅で、とにかく運動神経抜群ですね。こないだの大阪場所では、前頭筆頭で見事に勝ち越しました。感動的です。まだご覧になったことのない方、ぜひぜひ一度見ちゃって下さい。相撲が好きになりますきに。