安芸、伊尾木洞、異国のようです〔1432〕2007/03/18
2007年3月18日(日)素晴らしいお天気の日曜日
今日は、風はまだ冷たいものの、素晴らしく晴れ渡った日曜日になりました。県東部、ひまわり太郎のご先祖様が山の上にたたずむ田野町へ、ちっくと用事があって行っちょりました。田野の町の北西部、大野台地という海岸段丘の上に、ご先祖様はいらっしゃるのでありますが、そのしゅっと脇、小さな空き地に小さな小さな桜の木が植えられちょりました。そして、小さくて日当りが良い故でしょうか、小さいながらも可憐んな花を満開に咲かせちょりました。その写真もどっしこ撮ってきて、今日のにっこりでご紹介しょうかとも思いよったがですが、今日の写真はこれ。
田野から高知方面へ向いよりましたら、阪神タイガースで有名な安芸のちっと手前に伊尾木という集落があります。そこに、おいしいさぬきうどんのお店がありまして、ひまわり太郎Jr.達はそこのうどんが大好物。帰りがけに寄って食べてきたのは言うまでもありません。で、そのうどん屋さんから数十メートル西へ行った所に、この写真の「伊尾木洞」があります。
ここは、小さな川が長い長い年月をかけてつくりあげた自然のトンネル。国道からちょっと入ったところに、そのトンネルの入り口があります。そこからトンネルに入って20mくらい行きますと、トンネルの向こうの光景が見え始めます。そこはまさに異国。トンネルのこちらと向こうでは、まったく違った世界になっちょりました。両側に切り立った柔らかい石の壁はかなりの高さで写真の様なきれいな筋を描き、そしてそこにたくさんのシダ類が。看板をみてみますと、これだけのシダが一カ所に共生しちゅうのはこぢゃんと珍しいということで、天然記念物に指定されちゅうがやそうです。シダと両側の壁とひんやりとした空気と川のせせらぎ、立ちこめる濃密な空気は、幽玄この上ない雰囲気を醸し出しちょりました。ここに伊尾木洞があることは知っちょりましたが、入ってみたのは初めて。いやいや、びっくりしました。太平洋をバックに可憐に咲く桜を紹介しょうと思いよったのをやめて、思わず、ここ、伊尾木洞からのにっこりをお届けしました。
実は、この、Jr.達の向こうの光景がすごいがです。うまいことよう写真撮らんかったので、ここからは、ぜひ、現地でご自分の目でご覧になってみることをお薦めします。