片町の土手の上、桜の花〔1433〕2007/03/19
2007年3月19日(月)晴れちょります
ここんところちっくと冷やい日が続くので、桜(ソメイヨシノ)の蕾もなかなか膨らんで参りません。昨年の高知市の開花宣言は3月16日やったですきに、だいぶ遅れそうですな。これには、冬がヌク過ぎて季節判断が出来んなっちゅうがも理由の一つとか。
高知市内にもたくさんの桜の名所がありますが、皆さんそれぞれ、マイ名所を持っちゅうことと思います。昨年は花見のシーズンにJr.1号と、ひまわりの乳酸菌が搭乗したロシアのソユーズロケット打ち上げを見に、バイコヌール宇宙基地へ行っちょりましたので、ちゃんとしたお花見はできませんでした。今年はいかがしましょうか。
ここは今朝の片町。天神大橋北詰の、土手の上の小径へ上がるところに、ご覧の様に一本だけ花を咲かせた桜の木がありました。この土手の北側が道路で、その道路は、南側が武家の住む街、北側は土手、という訳で、片側にした街がない通り、という意味の「片町」でした。この片町には、幕末、後藤象二郎さんが生まれ育っちょります。ひまわり太郎が子供の頃も、ここは「片町」でした。今では、南与力町と一緒になって「与力町」になっちょります。
さて、この片町の土手にはたくさんのソメイヨシノの木が植わっちょりまして、なかなか見事。が、今はまだ蕾も固く、咲くまでにはヒマが要りそうですな。その西の端、天神大橋に近い所に、一本だけ、ご覧の様に小さめの花を咲かせた桜がありました。桜の種類は難しいですね。蕾がかなり濃いピンク色をしちょりましたので、彼岸桜ぢゃあないかと思われますが違うちょったらごめんなさい。
そう言えば昨日が彼岸の入りやったですね。暑さ寒さもナントヤラで、この冷え込みも、もう終わりそうな気配。高知は一気に春真っ盛りへと移ろうていくことでしょう。