潮江天満宮の梅林と、見所〔1399〕2007/02/13
2007年2月13日(火)ド快晴!
素晴らしいお天気の高知県地方。真っ青な空が明るく広がり、暖かい日差しが心地良いですね。昨日は松山でしたが、あちらも暖かかったぞなもし。高速道路を通り、四国山脈を突き抜けて行って来た訳ですが、普段なら雪を冠っちゅう石鎚山のてっぺん界隈を見晴らしてみても、薄っすらと白うなっちゅうだけでした。スキー場はコトウちゅうでしょうね。
松山城天守閣の下の広場は桜で有名な所ですが、梅もちびっと植わっちょります。今、満開でキレイでした。梅というのは何となく日本的に可憐でエイですな。
桜のように浮ついてなく、椿のようにゴージャスぢゃあなく。種類も、こないだのにっこりにも書いたようにこぢゃんと豊富。5枚花びらとか八重タイプとか、花びらの様子にも様々ありますが、とにかく色が色々。紅梅と申しましても、淡いピンクから文字通り紅色、そして真っ赤なやつまで色々で、白梅でもその色の具合が微妙に違うてきちょります。
梅の木は、単独で植わっちゅう場合も美しいですが、林になっちゅうと、それはそれは見事になります。色が混ざっちゅうのがいいですね。
ここはいつもの潮江天満宮の梅林。手水の所から大きな楼門を抜け、突き当たった所にあります。天満宮と言えば菅原道真公、道真公と言えば「梅」、ということで、あちこちの天満宮には、必ずと言うて良いくらい「梅林」があります。ここ潮江天満宮も、その例に漏れず梅林が。まだ、若い樹が多い梅林ですが、将来が期待されるところ。白梅が多いですね。
この天満宮の梅の見所をご案内しましょう。天神大橋南詰から、鳥居をくぐって参道へ下りて行って西進します。ここでは、右手の所々に白梅が。この白梅は、かなり早咲きで、もう満開を過ぎちょります。手水の所を左折、小川を橋で渡りますが、小川の畔にも数本の紅梅が。楼門を抜けると、左手に大きな梅の木が並び、突き当たりがご覧の梅林。右折しますと、参道右手に見事な白梅が並びます。この白梅も早いですね。で、大きゅうて見事です。直進して段を上ると、左右に道真公ゆかりの牛の臥像が。その臥像を覆うように紅梅の古木。左の古木はまだですが、右手の古木は八重の見事な花を咲かせ、今、まさに満開。これが何度もご紹介しよります「飛龍梅」ですね。見るなら今。しゅっと見に行くことをお奨めします。参拝を済ませ、帰り道の方へ進んで石段を下り、小川を渡りますが、ここの左右に濃い鮮やかな朱色の梅が。ビロードみたいで素敵です。もう、満開が過ぎて、その見事な姿を見るには来年を待たんといかんですね。