大野台地から田野と奈半利を眺める〔1395〕2007/02/09
2007年2月9日(金)曇り
今日は曇りの高知県。時々小雨も落ちてきました。が、もう春ですね。最低気温も11℃を超え、雨に濡れても「春雨ぢゃあ。濡れて参ろう。」という感じ。これ、幕末に活躍した土佐勤王党の志士、武市半平太がモデルとなった「月形半平太」で、芸奴の雛菊さんに「月様、雨が・・」と言われて半平太が返した有名なセリフですな。「月形半平太」は長州の志士という設定ですが、モデルの武市半平太(瑞山)さんは龍馬とも親交が深い、土佐の勤王の志士の首領でもあった人物。
さて、ここは高知県東部、田野町の今日の景色。大野台地の上から田野と奈半利の町並みを撮影してみました。
この写真ではちくと判りませんが、左から右に奈半利川が流れちょりまして、その手前が田野町、川の向こうが奈半利町です。田野の西の安田町と、奈半利の北の北川村をあわせて、合計4つの町で合併協議会をこさえて合併協議が進みよりました。がしかし、田野町の議会や住民が反対しまして合併協議会は解散、今、白紙にモンちゅうそうです。けんど、いつまでもそんな状態でおる訳にもイカンということで、また、合併の検討を始めんといかん、と、田野町の広報誌の町長談話に書かれちょりました。どうなるがでしょうか。
ここ大野台地は海岸段丘で、美味しい芋ができる山。奈半利町の向こうにも海岸段丘のなだらかな稜線が見えますが、あそこの芋も美味しいとか。昔、この港は材木の積出港としてこぢゃんと栄えました。今でも材木関係の会社や施設は多いです。奈半利には広い貯木場もありますね。奈半利川や安田川の上流には立派な杉の山があり、ここから大阪方面に出荷されよったがです。