旧鏡村、小濱神社、小浜城、ホケ〔1382〕2007/01/27
2007年1月27日(土)暖かく晴れ渡った高知
今日も心地良いお天気。
午後、ちくと時間ができましたので、鏡川を遡行していつもの旧鏡村、RIOまでちょっくら走りに行っちょりました。市内を流れる鏡川の土手には、こぢゃんと強い西風が。思い切りの逆風に向かい、気持ち良く走れましたです。
ここは、旧鏡村役場のある川口の一つ手前の集落「小浜」の山にある「小濱神社」。かなり負荷をかけて高知市内から走ってきまして、ここの石段を一気に駆け上がりますと、もう、心臓バクバクの太腿ピクピク。
この写真は、お参りを済ませた後、石段の所にカメラを置いてセルフタイマーで撮影しちょりまして、本番の駆け上がりゆうシーンではございません。写真ぢゃあ判らんですが、ここからでも104段。もうちょっと下から続いて来ちょりますきに、結構長い急な石段を登り、巨岩の横に鎮座されちゅう古いお宮さんをお参りしてきました。
旧鏡村には、中世から戦国にかけて、たくさんのお城があったそうですね。北の豪族本山氏の本山城が見える吉原城から南へ、ちょっと高い山の上には必ず、という感じでお城があったようです。お城というか、のろし場の役割があったがでしょう。ひまわり太郎が想像するに、本山氏が朝倉城まで出て来て土佐の中原を支配しつつあった時代、本山と朝倉を、このお城群でつないじょったがでしょうか。色々想像できて楽しいですな。
で、小浜城というのもありました。この神社のある界隈ぢゃのうて、もうちょっと高知寄り。道路を戻ると、2005年6月11日のにっこりでご紹介した「ホケ」というバス停があります。峠のようになっちゅう所。ここから川の方に山が突き出しちょりまして、鏡川は大きく蛇行しちょります。その蛇行した川に三方囲まれる感じの山に、小浜城はあったそうです。今は高知国体で整備されたソフトボール場とかがあります。地元では「城ヶ平」と呼びよります。また、「歩危」とも呼びよりました。川が蛇行した難所で、歩くに危なかったきでしょうかね。バス停「ホケ」の謎が、今日、遂に解き明かされたのでありました。